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MY「おー！A！」
「ミヤ！会いたかった…」
MY「急になに！」
あの日ミヤを送ってからのことを話した。
私の奥の奥の奥から少しずつ前へ出てきてる勘違いを消したくて、テヒョンはそういう奴じゃーん！っていつもみたいに吹っ飛ばしてくれると思って。
MY「いやぁーテヒョンぐいぐいいくねー！中学より激しいね！うは！」
「おい笑うな！本当に困るんだって…」
MY「なんで？テヒョンわかりやすいじゃん。私にはAのことかわいいー好きーって全身で言ってるように見えるよ？あれ？かわいいは口から出まくってるか！あいつ漏れすぎ！」
まったく吹っ飛ばしてくれなかったミヤ。
ニヤニヤと悪い笑みを浮かべて言うその顔付きがジミンみたい。
ジミンとオッパ、親友のミヤにまで勘違いを表に出すようなことばっかり言われて、頭を抱えた。
MY「A〜、そんな深く考えなくてもいいじゃん！元彼っていってもあいつとテヒョンは全然違うじゃん！比べたらかわいそうだよ！」
「それユンギオッパにも言われた…でもさ、…」
「ヌーナ！」
その声と同時に首にまわる太い腕。
「ジョングク！」
JK「ヌナぁ会いたかった！」
「ふふ、私も。かわいいねージョングク！」
隣に座って満面の笑顔でそう言ったジョングクがかわいすぎてほっぺをぐりぐりする。
ジョングクはへへへって嬉しそうにニコニコしてる。
かわいい。癒される。
JK「ふふ、ねぇ何の話してたの？」
「えっ、」
MY「テヒョンがAのこと好きって話！」
「ちがうちがう！」
JK「は？テヒョンって誰？前言ってた元彼？」
MY「そーそー元彼！」
JK「まさかヌナ食べられちゃったの…？」
「そんなわけないでしょーが」
MY「このままいけばそうなるかもね〜」
「ミヤ！」
JK「やだ！だめ！ヌナは俺の！」
MY「あんたのではないけどね」
JK「ヌナぁ！」
ジョングクの大きい体にしがみ付かれる。
「じ、じょんぐく、くるしい、！」
JK「あっ、ごめんね！ねぇヌナは俺のヌナでしょ？ねぇねぇ！」
「わかったわかった！かわいいジョングクのヌナだよ」
JK「んふふふ、ヌナ好き！」
「ぐぇっ、わたしも、すきだよ、くるし…」
ジョングクがまた力一杯抱き締めてきて潰れそうになってると、ミヤが急にまじめな顔で話し掛けてきた。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
