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2人の会話についていけなくて、ビールを一気に流し込む。
JM「お、Aいい飲みっぷり！動揺してるね〜」
「うるさいジミン」
JM「そんなこと言ったら俺の横座らせてあげないよ？」
こっちきたいくせに〜ってからかってくる。
腹立つけど、実際その通りだったから黙ってジミンの隣に座った。
TH「Aー、俺の横座ってよ。…ちがった、俺の上触座ってよ。」
JM「何が違うんだよ。座るわけないでしょ」
「やだ」
TH「なんで？」
JM「Aはね、テヒョンがギラついてるからやだって。」
TH「さっきの一瞬だけだから。もう大丈夫だから、ね？」
「や、だって、…」
JM「…もしかして俺がテヒョンがAを好きって言ったから？」
「えっ」
TH「は？お前そんなこと言った？」
JM「うん。テヒョン普通に返事するし、Aが知ってるからスルーしてんのかと思った。」
TH「あー…俺まだAになにも言ってないのに…」
JM「は？あんだけ態度に出しといて？お前ただのチャラい奴じゃん」
TH「でもAだけだもん！」
JM「そうかもしれないけどAはそんなの知らないだろ？」
TH「ずっとAだけって言ってる！」
JM「6年ぶりに再会してそんなこと言われたって簡単に信じられないでしょ」
TH「えっ…そ、そうなの？」
JM「えぇーそうでしょ…あ、Aしか恋愛経験ないからわからんか。」
待って待って。本当に待って。
本当に本当についていけないのよ。
何？テヒョンって私が好きなの？
ずっと言ってた特別だとか好きだとか甘ったるい視線とか、本当に私だけなの？本気だったの？
信じられない。
ついでにテヒョンが私しか恋愛経験がないのにもさらに驚いて。
キャパオーバーだよ…
頭から煙でそう…
だめ、一旦考えるのやめよう。
私は持ってる缶ビールを一気に飲み干して、もう一本とってくる！ってジミンの部屋を出た。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
