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目が覚めたらジミンの部屋のソファで、ジミンはソファの下にいた。
化粧も落とさずお風呂も入ってないし最悪…
今何時かとスマホをバッグから出すと、着信にメッセージにすごい数で。
それが全部テヒョンで、思わず小さく声を上げた。
テヒョンに言われてたのに連絡するの忘れてた…
それより気持ち悪いからお風呂入りたい。
テヒョンへの連絡は上がってから返そうとジミンを起こす。
「ジミンー起きて。もうお昼！」
JM「…ん゛ー…」
「ねぇお腹すいた」
JM「…あとでなんかたべよ…」
「んもう！とりあえずお風呂借りるからね」
んーって唸りながらも起きる様子がないから、適当にジミンの部屋着を借りてお風呂へ向かう。
ジミンのオンマとアッパはもう出かけてるみたいで誰もいなかった。
お風呂から上がって部屋に戻るとジミンがぼーっとソファに座ってスマホを見てる。
「起きたんだ。ジミンも入ってきなよ」
JM「うん。おはよ。それよりお前テヒョンに連絡してないでしょ？俺んとこにもすごいきてるんだけど」
「あぁ、お風呂入ったら返そうと思って」
JM「いや、俺今返したらうちくるって」
「えっ、」
JM「俺風呂入ってくるし来たら相手しといて」
「えー…」
ジミンはそのまま部屋を出た。
まぁテヒョンここくるなら今から会うし連絡は返さなくていいか。
それから5分ぐらいして、インターホンが鳴ってテヒョンが来た。
おはよーって玄関を開けると、外から手が伸びてぐいっとドアが開いたかと思ったら、テヒョンに抱き締められた。
「テヒョン…？」
TH「…Aのばか」
「え？あ、連絡ごめんね…あの後ジミンとまた飲んでて…」
TH「今聞いたから知ってる。昨日は電話も出ないし既読もつかないし死にそうだった」
「え、…」
TH「まぁジミンいるし大丈夫だとは思ってたけど、心配したんだからね」
「…本当にごめんね？」
TH「せめてスマホは見て」
「は、はい、」
ばか、ってまたさらに強い力でぎゅぅーっと抱き締められた。
怖いくらいの件数になった電話もカトクも、痛いくらいのハグもお説教も、私を想ってだと思うとなんだか嬉しくなって。
背中に手を回すのは恥ずかしかったから、テヒョンの洋服の腰辺りをきゅっと掴んだ。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年8月9日 20時
