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ジミンに言われてスマホをオッパの部屋へ取りに行く間に自分を落ち着かせるように息を吐き出した。
びっくりした…
甘い目で見つめられて、頬に手を添えられて近付かれて、キスされるかと思った。
いやいや、そんなわけないんだけど…
とにかくジミンがストップ掛けてくれて助かった。
爆睡中のオッパの枕元にあったスマホでオッパの口の開いたかわいい寝顔を写真撮る。
そして部屋着のままだったことに気付いて着替えてからリビングに戻った。
テヒョンが私の手を自分の方へと軽く引いてきたけど、今はやだ…と、ジミンに助けを求めるように見ると、キスしようとしてたとか余計なこと言う。
テヒョンはそんなことないと否定しながらもだんだん声が小さくなってしゅんとしちゃって…
その姿が中学の時のままでかわいくて、警戒してたのを一瞬忘れて思わずふふ、と笑ってしまった。
そうだよ。私の自意識過剰だよ。
テヒョンが距離近いのは昔からだし、甘い目は…まぁ、女の子を見つめる時は誰にでもあんな目なんだろう。
そう解決して、テヒョンに動揺してごめんね、私たち友達だよね、って言った。
これから地元メンバーとかで集まることもあるだろうから。
元彼だけど友達だから。
もう6年も前の、しかも中学の時の話なんだから。
そうしっかり線引きして、これ以上は近づかないように、二度と意識しないように。
そう言い聞かせながら飲み物を持って2人の元へ戻った。
TH「ありがと」
JM「ありがと〜」
TH「…A、」
「……テヒョンずるい」
TH「ん？」
「捨て犬みたいな顔しないでよ、」
TH「そんな顔してた？」
「してた！」
TH「ひひ、A〜」
テヒョンの捨て犬みたいな顔に負けて隣に座ると、ニコニコと嬉しそうに私の頭撫でて横から抱きついてきた。
一瞬ドキッとしちゃうけど、これがテヒョンの距離なんだよなぁ…
中学よりグレードアップしてる気がするけど、大人になったから？
…まぁでも私もジョングクでだいぶ免疫付いたし。
「離れて」
TH「やだ」
JM「お前素直すぎでしょ」
「…はぁ、」
体を捩ってみたけどもちろん離してくれるわけもなく、早々に諦めてされるがまま。
テヒョンは横からの体制がきつかったのか、後ろに回ってきて私を足で挟んでお腹に腕を回してきた。
後ろからふふふ、ってテヒョンの機嫌の良さそうな声が聞こえる。
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かりすゆ(プロフ) - さるもねるさん» お返事遅くなってごめんなさい。さるもねるさん、コメントありがとうございます。読んでくださっていてうれしいです。変換できてないところすぐに確認修正しますね。ご指摘ありがとうございました。 (2021年11月20日 18時) (
レス) @page40 id: 61d739dc9c (このIDを非表示/違反報告)
さるもねる(プロフ) - 名前変換出来てないところがちょっと目につきます‥……とても面白いです (2021年11月7日 0時) (レス) @page25 id: 6e2fd367e1 (このIDを非表示/違反報告)
かりすゆ(プロフ) - みあもさん» ありがとうございます！嬉しいです…がんばります！ (2021年8月7日 13時) (レス) id: 806b3dbea6 (このIDを非表示/違反報告)
みあも(プロフ) - 続き楽しみにしてます！更新頑張って下さい(^^) (2021年8月5日 19時) (レス) id: 2123f5cbc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年7月7日 21時
