34 TAEHYUNG ページ34
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Aはびっくりしてたけど、ソファに持ってかれてジミンを見た瞬間あからさまにほっとした。
ジミンはAのそんな顔を見て優しく笑ってまた頭をよしよししてる。
…おもしろくない。
「ジミン…」
JM「ん。テヒョン、俺もいるんだからな」
TH「…わかってるよ」
JM「顔こわ。なに、怒ってんの？」
TH「怒ってない」
JM「そういえばAスマホは？ユンギヒョンの部屋？」
「あ、たぶん」
JM「確認しろよ〜俺グループトーク作ったんだけど！入ってないのAだけ」
「そうなの？ごめん、オッパといたから、」
JM「そうだろうと思ったけど。とりあえずとってきて」
「オッパ寝てるのに…」
JM「ヒョン起きないから大丈夫でしょ、ほら！」
も〜と言いながらAはリビングを出て行った。
ドアが閉まって階段を上がる音がすると、ジミンは俺に向かって盛大に溜息を吐いた。
JM「やめてよテヒョン。あのままキスするかと思ったわ」
TH「…ジミン、おれ、Aが好き」
JM「あぁ、だろうね」
TH「は？」
JM「だってAにだけ甘々だし嫉妬するし。テヒョンわかりやすすぎ」
TH「…そうなの？」
JM「そもそもAと別れてから彼女作ってないのも、お前はAを忘れられないんだと思ってたけど」
TH「俺Aを忘れられてなかったんだ…」
JM「気付いてなかったんだ…テヒョンらしいね。ま、大変だろうけどがんばって」
TH「大変ってなに？」
JM「だってお前Aと戻りたいんでしょ？」
TH「あぁ…」
きょとんとしてしまった。
正直、今好きって気付いたばっかりでそこまで考えが追いついてなかった。
JM「なに、違うの？」
TH「いや、そこまで考えてなかったけど…いずれは…？」
JM「あいつ元彼とは連絡とることも意図的に会うこともないよ」
そういえば、2人で会いたいって言った時に元彼とは2人で会わないって言われたっけ。
TH「…何でお前が知ってんの？」
JM「俺ん家でぐーたらしてる時にチラッと聞いた」
TH「…ふーん」
JM「お前と会う前からなんだから拗ねるなよ」
2人が恋愛感情まったくないことも、お互いの家で過ごすことも、昔からだしわかってるんだけど、毎回もやっとする。
俺の恋愛は中学で止まってるから仕方ないよ。
年齢だけ大人になった今だってどうしたらいいのかわからない。
Aのことに関してはどうにもならない。
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かりすゆ(プロフ) - さるもねるさん» お返事遅くなってごめんなさい。さるもねるさん、コメントありがとうございます。読んでくださっていてうれしいです。変換できてないところすぐに確認修正しますね。ご指摘ありがとうございました。 (2021年11月20日 18時) (
レス) @page40 id: 61d739dc9c (このIDを非表示/違反報告)
さるもねる(プロフ) - 名前変換出来てないところがちょっと目につきます‥……とても面白いです (2021年11月7日 0時) (レス) @page25 id: 6e2fd367e1 (このIDを非表示/違反報告)
かりすゆ(プロフ) - みあもさん» ありがとうございます！嬉しいです…がんばります！ (2021年8月7日 13時) (レス) id: 806b3dbea6 (このIDを非表示/違反報告)
みあも(プロフ) - 続き楽しみにしてます！更新頑張って下さい(^^) (2021年8月5日 19時) (レス) id: 2123f5cbc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年7月7日 21時
