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JA「エントランスで待ってても来ないし、電話も出ないと思ったらジヨンさんと話してたのね。」
「ごめんね。疲れて机でぐだっとしてたら声かけてくれて…」
JA「そっか！いやぁジヨンさんかっこいいね〜。見た？頭ポン！きゃー！Aジヨンさんのお気に入りだもんね！」
YG「へえ、」
「いやいや、ジヨンさんはみんなにあんな感じだよ！」
JA「だってAってジヨンさんのご指名の配属でしょ？気に入ってないとそんなことしないよ！」
YG「は？そうなん？」
JA「だから何であんたが反応すんのよ。知らなかった？ユンギ〜社内のコミュニケーション大事だぞ〜！」
YG「…」
「そう言ってもらえるのは嬉しいからがんばるけど…」
JA「Aは要領よくないけど仕事は一生懸命で完璧だから自信持って！」
「ありがとう…よし！やる気出てきた！」
JA「ちょこちょこ動き回る姿に皆さん癒されてるよ！」
「ちょっとジヨンさんと同じこと言わないで！ちょこちょこって子供みたいでやなんだけど！」
YG「本当のことだろ」
「もう！2人ともやだ！」
散々からかわれて、3人でぎゃあぎゃあ言いながら会社を出た。
ジアと別れてユンギと2人で歩いてると、普段は嫌がるのに珍しく手を繋いできた。
「どうしたの？珍しいね。」
YG「…お前ジヨンさんと仲良いの？」
「え？仲良いというか、普通に話す程度だけど。」
YG「頭ぽんぽんされてたのに？」
「ジヨンさんはみんなにあんな感じだってば。」
YG「俺ジアにそれしてるとこ見たことないけど。」
「そうなの？あれ？」
YG「…はぁ。ジアが言ってたろ？ジヨンさんAのこと気に入ってんだよ。仕事中はしゃあねえけど、あんま仲良くすんな。」
「もう〜心配性だなあ。大丈夫だよ。」
繋いでた手を離さずそのまま腕にぎゅっと抱き着いた。
YG「そうやって誰にでもニコニコするから心配なんだよ。」
「うへへ、やきもち焼きなとこも好きだよ。」
YG「気持ち悪い笑い方すんな。」
憎まれ口叩くくせに腕は離そうとはしないユンギ、ツンデレでかわいいなぁ。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月25日 1時
