56 ページ6
．
仕事が始まるとジヨンさんも切り替わり、直々に優しくも厳しく扱かれた。
休むことなく業務を教えてもらいながらこなして、あっという間に終業時間。
「お疲れー」
「お先。」
「Aちゃんがんばってたね。また明日ね〜」
「お疲れ様です！ありがとうございました！」
皆さんしっかり定時で帰って行って、私も挨拶して上がったんだけど、緊張の糸が切れて机に突っ伏した。
「つ、疲れた…」
覚えることが多くて頭パンクしそう。
会社の方針もあるけど、ジヨンさんの強い意向で残業は原則なしで定時で終わらせないといけないから、皆さん集中力もすごい。
JY「A、お疲れ。」
「ジ、ジヨンさん！お疲れ様でした！」
JY「もう仕事終わったんだし力抜いていいよ、」
「あ…すいません。」
JY「がんばってたな。明日からも忙しいしゆっくり休めよ。」
「ありがとうございます…へへ、」
JY「ここで研修してた時から思ってたけど、本当素直だね。わかりやすい」
「それよく言われるので、出さないようにがんばってるんですけど…」
JY「いいんじゃない？いつもニコニコしててかわいいよ。」
「へっ？や、やめてください！」
この人自分がかっこいいのわかってやってるの！？
こんなの誰だってドキドキするよ…
至近距離でそんなことを言われて、自分でもわかるくらいに真っ赤になる。
そんな私を見てジヨンさんはケラケラ笑った。
しばらく談笑…というかひたすらジヨンさんに揶揄われてると、ジアとユンギが迎えにきてくれた。
JA「Aー？」
「あ、ジア！ユンギ！」
JY「じゃあまた明日な。ジアとユンギもお疲れ。」
ジヨンさんはそう言って私の頭をポンっとして帰っていった。
JA「お疲れ様でした！」
YG「お疲れ様です。」
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 476人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月25日 1時
