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残業続きがひと段落して、打ち上げと称してジヨンオッパとテソンさんと何人かで飲みに連れて行ってもらった。
ジヨンオッパは私たちよりもずっと忙しくしてて、疲れも相当溜まってたのかいつもは絶対ないのに酔っているみたいだった。
みんなの家の中間地点で飲んだので、ユンギに今から帰ると連絡して、ジヨンオッパと方向が一緒の私は一緒に電車に乗りこんだ。
「オッパ〜大丈夫？」
JY「んー、A…？」
「はい。駅着いたよ。タクシーのとこまで行こ？帰れる？」
JY「大丈夫。ごめんな、」
「オッパ一番大変だったでしょ？疲れて当然だよ。いつもありがとう。」
JY「A、」
「ん？」
JY「Aが近くで笑ってくれるからがんばれるよ。」
「えー？私が来る前からオッパすごいじゃないですか。」
JY「Aがいるから前より力が発揮できてるの」
「本当？そうなら嬉しいな。」
JY「ふふ、かわいい。」
そう言ってとろんとした目で見つめられ頬に手を添えて親指で撫でられた。
「もーオッパ酔っ払い。離して？」
添えられた手を持って下ろすと、次はその手をぎゅっと握られる。
JY「Aの彼氏が羨ましいよ。」
「オッパ…？」
目を伏せて切なそうに笑うから何となく不安になってどうしたのかと聞こうとしたら、後ろから聞き慣れた声が聞こえた。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月25日 1時
