82 YOONGI ページ32
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YG「大丈夫か？」
「…うん…」
YG「無理させた。悪い。」
「んーん。嬉しいからいいの。」
YG「お前…、はぁ…ちょっと寝るか。」
「うん…ユンギ、」
YG「ん、こい。」
激しくしすぎたのかAはしんどそうで。
眠そうにしながらもやっぱり触れていたいようで、手を伸ばすAを引いて胸に収めた。
いつの間にか寝てて目が覚めたら夕方だったけど、動く気になれず2人でベッドでぐたぐたする。
「そろそろお腹空いてきた。」
YG「俺も。起きるか。」
「抱っこ。」
YG「ほら。」
正面から抱っこしてAはコアラみたいに腕と足を俺に巻き付けてきた。
そのまま言われた通りキッチンへ連れて行く。
「何か作るね。お腹空いたからチャーハンと〜、ビール飲みたいから適当におつまみでいい？」
YG「おー、さんきゅ」
「ユンギあっちで待ってて。」
いつものAに戻ったから少し物足りなくなって、後ろから抱き締める。
YG「もう甘えたは終わり？」
「え？うん。終わり〜」
振り返ってちゅっとしてすぐに前を向いて料理しだすから、首筋を甘噛みした。
「んっ、もう作れないよ(笑)」
YG「かわいいからあのままでもよかったのに。」
「いっぱい甘えたから満足。」
YG「ふーん…」
「、！ぁっ、ちょっと！つけたでしょ！」
YG「腹減った〜」
「もう！服選ぶのめんどくさいんだってば！」
ぷりぷりしながらも作ってくれた料理を2人で乾杯し食べてると、Aがこっちを見た。
YG「なんだよ。」
「いやぁ、ジアには私たちのこと自分から言いたいなーと思って。」
YG「あぁ、いいんじゃね？3人で飯行くか。」
「ジアに連絡するね。明日行けるかな？」
今は以前のように隠してるわけじゃないけど、わざわざ報告するほどのことでもないからと特に何もしなかった。
俺らの様子も特に変わらないし部署も離れたしたぶん誰も知らないと思う。
「あ、ジア明日行けるって。」
ジアは同僚だけどその前にAの親友だし、バレる前に自分で話したいってことで、3人で明日昼飯がてら報告することになった。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月25日 1時
