73 YOONGI ページ23
．
あれからユジンからちょくちょく連絡が来るようになって、1ヶ月経つ頃、飯に誘われた。
先々週に引き続きジョングクがAの家にくるから会えないし、行くことにした。
YG「A、明日からまたジョングク来るんだろ？」
「そーそー来週も来るって言ってた！」
YG「は？どんだけくるんだよ。」
「いいじゃん！一緒にご飯行く？」
YG「いや、明日ユジンと飯行くわ。」
「そうなの？2人で？」
YG「おー」
「おっけー！そんな仲良くなってたんだね！」
YG「そうか？」
「いいことだよ〜いっぱい話聞いてあげてね！」
YG「ん、」
ほぼ一緒に住んでると、何も言わずとも誰とどこ行くとか予定を話すようになってるから、お互い異性と2人で飯行くことは何も言わない。
俺がジヨンさんと2人でだけは行かせないようにしてるけど。
「そういえばジョングクね、ユンギと1回も会わないとユンギさんは？って聞いてくるよ。」
YG「は？会ったら生意気しか言わないくせに。」
「そーそーそれが心を開いてきてる証拠なのよ。ヒョン昇格までもう少しだねユンギ！」
YG「なにが。」
ジョングクは人見知りがすごくて、会っても全然話さないしAしか見てなかったけど、何度か会ううちにちょこちょこ話すようになって、今では生意気なことばっか言ってきやがる。
性格は全然ちがうし、筋肉ばっかででかいけど、Aと良く似た顔でよく食べるよく飲む。
ヌナっ子でAにべったりで俺がいたってお構いなしに手を繋いだり抱きついたりするから、こいつら姉弟の距離感にはだいぶ慣れた。
でもまぁ毎回イラッとはする。
「来週は一緒に遊ぼうね〜」
YG「おー」
「ねぇねぇ、」
YG「なに」
ソファにいたAがダイニングテーブルの椅子に座る俺の上に乗っかってきた。
「ユジンってさ、ユンギのタイプでしょ？」
YG「は？俺タイプとかあんまねぇけど。」
「そうなの？美人でシュッとした人好きそうだなーって思ったんだけどな〜。ユジンそんな感じじゃん？」
YG「まぁ嫌いじゃない。」
「ほら〜！ユジンに揺れたらダメだよ？」
YG「めずらし。やきもち？」
「んーん。言ってみただけ。」
YG「なんだそれ。」
「だってユンギ私のこと大好きでしょ？」
YG「お前うざ。」
「えへへ〜私もユンギ好き〜」
そう言ってAは俺の頬を両手で挟んで子供みたいにぶちゅっとキスしてきた。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 476人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月25日 1時
