10 YOONGI ページ10
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ニコニコしてる。元気。…ついでに言うと顔がタイプ。
俺がAを見た第一印象。
ジアとは同じ大学だったからお互い顔見知り程度には知っていたけど、同期の集まりには一切行ってなかった俺は当然Aとは初対面だった。
働いていて思ったのは要領のいいジアと違って割と一生懸命がんばって仕事するタイプ。
先輩たちからも気に入られ可愛がられていた。
色々話すようになってわかったのは、自分とは正反対の人見知りだけど何でもできて1〜2週間に1回Aの家に泊まりにくる超シスコンの弟がいること。
地元に1つ年上のイケメンで優しいけど変な笑い方の彼氏がいること。
よく喋る。ちょっとわがまま。見かけによらず酒豪。
同い年だけど、俺やジアの方が年上に感じることもよくあった。
Aもジアもさっぱりしていて付き合いやすく、居心地がよかった。
友達もみんな地元で彼女のヨナとは遠距離になったけど、話せる同期がいていい先輩に恵まれて、それなりに充実していた。
で、その同期のジアは彼氏と会っていて、元々飲む約束をしてた俺とAは図らずも2人で飲むことになった。
「お店入って思ったんだけどさ、私一応女だけど2人きりって大丈夫だったの？彼女。」
YG「ああ、言わなきゃわかんねぇしいいよ。そっちこそイケメンの彼氏は大丈夫なのかよ。」
「ん？私は言ったよ？オッパにジアとユンギの事は話してあるし。」
YG「そっか。心の広い彼氏だな。」
「大人なんだよ。それよりさ！ユンギって彼女とどんな感じなの？」
YG「別に変わんねえよ。」
「連絡とか毎日とったりするの？」
YG「あー、連絡は向こうからくるから返してる。」
「え！ユンギクールだし寂しがってない？」
YG「まあ遠距離だし、そんなこと言われることもあるな。」
「なんか反応が冷たいな！」
Aは同じ遠距離恋愛中の俺とヨナの話を聞きたかったらしく、せっかくだし！と言われ色々話をさせられた。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月17日 18時
