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目まぐるしく日々が過ぎて、気づけば半年経っていた。
仕事にも少し慣れてきて余裕が持てるようになってきた。
あれからますますジアとは仲良くなって、気付けば何でも話せる親友に。
ユンギとは仕事終わりにジアと3人でご飯へ行ったりして、だいぶ話すようになった。
笑うとかわいくて、地元の大邱に遠距離の彼女がいて、寝るのが大好きで、生まれ変わったら石になりたいらしい。
無口だけど話すとおもしろいし、お酒がすごく強い。
一度3人で飲みに行った時、ずーっと同じペース・同じテンションで強いお酒を飲んでいた。
わたしもお酒が大好きでよく飲む方だったけど、ユンギには勝てない。
私はお酒が弱いジアがいたし酔うことはなくて、色んなことを話した。
ほとんど酔ってテンションの上がったジアの彼氏の惚気だったけど。
そうしているうちに、自然と同じところで働く同期としてそれなりに仲良くはなれたと思う。
特別とかじゃなく、友達よりも少しだけ遠い存在。仕事の同僚。同期。
これからもそういう関係で、ジアと3人でいられると思ってたんだ。
そしてそろそろ季節が冬になろうとしてた頃、
JA「ねえ明日休みだし3人で飲みに行かない？」
「行く行く！ユンギは？」
YG「帰って寝たい。」
「なんでよ！明日いっぱい寝れるじゃん！ジアすぐ酔っ払うし私の相手してよ！」
JA「ちょっとA！私酔っても寝ないし話せるじゃん！」
「話せるし楽しいけど、ジア酔ったら彼氏の惚気しか話さなくなるもん。1つ下のホソクだっけ？」
JA「え？そうなの？覚えてない！なんで教えてくれなかったの！？恥ずかしい！」
「かわいいしいいじゃん。」
JA「もう！ねえユンギ、しれっとフェイドアウトしようとしてるでしょ。ダメだからね。」
YG「チッ、」
「舌打ちしなーい。同期会なんだからユンギも参加ね。」
YG「はあ。わかったよ。お前らさっさと終わらせろよ。特にA。」
「う、がんばります…」
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月17日 18時
