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目が覚めるとユンギにがっちりホールドされていた。
朝からユンギの匂いを堪能していると、やっぱり起きて欲しくて胸元にすりすりする。
YG「ん゛ん…」
「起きた？」
YG「…ん」
見上げると全然目が開いてない。
「ユンギ、私起きたよ。」
YG「ん」
「ユンギも起きようよ」
YG「…」
ゴソゴソと下へ潜り私の胸元に顔を埋めるユンギ。かわいい。
「ユンギ今日何時に帰るの？」
YG「夕方。お前は。」
「私も夕方。」
YG「…ふーん。ならまだ時間あるな」
「うん、…っちょっと。やめてよ。」
ユンギくんは服の中に手を入れて私の身体をいやらしく触り出した。
「んっ、やだってば、」
YG「…お前が起こすから悪い。」
そのまま明るい時間にしっかり抱かれた。
終わってシャワー浴びて鏡を見ると鎖骨の上と胸の下辺りに赤い痕。…めちゃくちゃ濃い。
「ユンギ！つけたでしょ！」
YG「あ？見えない場所だし別にいいだろ。」
「鎖骨のとこは見えるわ！」
YG「そんな服着るな。」
「もう！服選ぶのめんどくさい！」
YG「これがあれば会っても抱かれないだろ。」
「…そんなことしなくても抱かれないよ。」
YG「念のため。」
「ユンギって独占欲強いね？」
YG「お前にはな。」
嬉しくなっちゃって先に上がってソファに寝そべってたユンギに飛びついた。
それから夕方家を出るまでずーっとユンギにまとわりついて、直前に慌てて準備をして一緒に家を出た。
YG「気をつけて帰れよ。」
「うん。寂しいな…」
YG「俺も。実家着いたら連絡して。」
「わかった。ユンギも気をつけてね。」
バイバイして新幹線に乗り込んで、久しぶりの実家に帰った。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月17日 18時
