25 ページ25
．
目が覚めると、ユンギの腕が腰に回っていた。
後ろから軽く抱きしめられてる状態。
いつの間に？全然気付かなかった。
やっぱりユンギの体温はとっても心地よくて腕を避けることもせずそのままぼーっと微睡んだ。
暗い色のカーテンのおかげで部屋は真っ暗で時間を確認しようとスマホに手を伸ばしたら、回された腕にぐっと力が入って少し引き寄せられた。
「起きたの？」
YG「…さむい」
「ああ、まだ布団は出ないよ。時間見るだけ。」
YG「…ん」
見るとまだ6時だったので二度寝をしようとゴソゴソ布団を被ると、回された腕ともう片方の腕も伸びてきてさらに引き寄せられ完全に抱き締められた。
ユンギの匂いと細いけど男らしい腕に安心してすぐにうとうとしてきて、その腕にきゅっと捕まりそのままもう一度眠った。
どのくらい寝てたかな？
次に目が覚めたら捕まった腕はなく、ユンギは隣でスマホをいじっていた。
「ユンギ…」
YG「おはよ。」
「…おはよう。何時？」
YG「10時」
「わーよく寝たなあ……」
YG「おいまだ寝んの？」
「ぅんー…起きる起きる……」
YG「ふ、目開いてねえけど」
そういってまだ目を開けれず枕に沈む頭を髪を梳かすように撫でられる。気持ちいい。
「ふふ、そんなことされたらまた寝ちゃうよ〜」
YG「いいよ、休みだしゆっくり寝れば？」
「んーん、起きる。でももうちょっとごろごろする。」
そのままぐだぐだしてたらお昼ご飯の時間だったのでデリバリーを頼み、お昼寝して、映画見て、お腹空いてなかったから夕食はお酒とおつまみで済ませて、本当に1日中部屋着でだらだらと過ごした。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 460人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月17日 18時
