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2日間ずっと一緒にいたからなのか理由はよくわからないけど、急に1人になるのが寂しくなった。
ユンギなら聞いてくれるかなって思ってついわがまま言って甘えてしまったら、優しい笑顔で受け入れてくれて。
すごく嬉しかった。
わたしにはジニオッパがいるのにこの感情は何だろう。
オッパが好き。ずっと一緒にいたいしそのつもりで付き合ってる。別れる気だってない。
それなのに会いたくてもすぐに会えないという現実が、自分が思ってたより寂しいと感じてたのかな。
昨夜ユンギの家で2人でいた時の居心地の良さと、同じベッドで寝た時のユンギの体温にひどく安心した。
ユンギも拒絶することはないし、いやいやとかではないよね？
彼女がいるユンギにこんなに頼ってはいけないと頭ではわかってるのに、本能的に？無意識に？ユンギに甘えたい、優しくされたいと思っている自分がいる。
そしてそれをユンギも受け入れてくれることも何となくわかる。
2人きりで過ごした時間なんてほんの少しなのに、お互いまだ知らないことの方が多いはずなのに。
今までの好きな人や、ジニオッパにも感じたことがない。
こんなことは初めてで、不思議な感覚だった。
そんなことを考えながらお風呂から上がってスキンケアしてリビングに戻ると、ソファに横になり我が物顔で寛ぐユンギを見ておもしろくて笑ってしまった。
「あがったよー。ふふふ、」
YG「なんだよ」
「いや？しっかり寛いでてユンギの家みたいだなーと思った」
YG「寝心地いいよ、このソファ」
「それはよかった！ねえ、ドライヤー持ってきた！髪乾かして？」
YG「あ？やだよめんどくせー。自分でやれよ。」
「なんでよーいいじゃん！ね？はい、どーぞ！」
無理矢理ユンギを起こしてドライヤーを手渡して、自分はソファの下のユンギの足の間に座った。
YG「ッチ、」
「あ、舌打ちした！怒ってるの？」
YG「いや？めんどくせーわがまま娘だと思って。」
「おい娘って何だ！同い年！」
YG「はいはい、ほらじっとして向こう向け。」
「ふん、」
面倒見がよくて優しいユンギ、文句言いながらもなんだかんだ綺麗に乾かしてくれた。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月17日 18時
