20 YOONGI ページ20
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JA「ありがとう！2人とも気をつけて帰ってね。また月曜日ね！」
「うん！ジアもお大事にね。」
JA「ユンギ、ちゃんとA送ってあげてよ！」
YG「わかってるって。じゃあな。」
「お邪魔しました〜」
「ジア元気そうでよかったね。安心した。」
YG「だな。」
「…お泊まりしたことは言えないね。」
YG「…ん、そうだな。」
「でもユンギの隣安心するし寂しかったらまた行ってもいい？」
YG「……ああ。いいよ。」
車に乗ってAを送ってるとそんなことを言われて驚いた。
俺もAといるのは安心できるし気遣わず居心地も良かったから頷いた。
……お互いに相手がいることには触れずに。
5分ぐらい走って到着し、Aの家の前で車を停めるけど降りないからどうかしたのかとAを見た。
YG「着いたぞ？」
「うん…」
YG「A？どうした？」
「昨日からずっと一緒だったから寂しい。」
YG「ん？また明後日から毎日仕事で会うだろ？」
「そうなんだけど…」
そう言って、眉毛を下げて少し潤んだ目で寂しそうに見てくる。
本当わかりやす。
YG「…うちで飯食うか？」
そう微笑んで言ってやると、
「いいの？」
と、不安そうに聞いてくる。
YG「おー、俺もまだ一緒にいたいし。」
「…うれしい。私も一緒にいたい。」
思わず本音が漏れしまったけど、Aは安心したようにニコっと笑った。
「じゃあ、あの…また泊まってもいい？」
YG「…、…いいけど。」
「本当？じゃあ私お風呂入るからよかったら上がって待っててくれる？」
YG「わかった。部屋散らかってんじゃねえの？」
「あっ…ちょっとだけ玄関で待ってて？すぐ片付けるから！」
YG「ふっ、はいはい。」
本当に玄関で10分ぐらい待たされて、どーぞと迎え入れられた。
YG「お邪魔します。」
「はーい。コーヒーでいい？」
YG「おー、サンキュ。」
「どうぞ。じゃあすぐ入ってくる。待ってて。」
YG「ん。ゆっくり入ってこい。」
「ありがと。テレビつけていいから適当に寛いでて。」
俺ん家とは違う女の子の部屋で、物が多い。
弟の荷物も結構な量おいてあって、頻繁に来てることがわかった。
Aが風呂から上がるまで遠慮なくソファに寝転んで寛いだ。
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作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月17日 18時
