12 YOONGI ページ12
．
「私？別に普通だよ〜」
YG「なんだよそれ。」
「本当に何もないの。中々会えないけど毎日朝と夜連絡とってるし、でも月1回は絶対会ってお泊まりしてるよ！わがまま聞いてくれるし、いつかは一緒に住みたいねーって感じ。」
YG「惚気かよ…仲良いんだな。」
「うん。仲良しだよ。」
ほろ酔いで、頬をすこし赤くしながら幸せそうに笑って彼氏を思い出してるA。
Aは表情も言葉も素直でわかりやすい。
こんな彼女がいたら彼氏の方は離さないだろうな。
俺と2人で飲んでるのもAが馬鹿正直に話すから何も言えないだけで、心配でしょうがないだろうと思う。
「そーだ！今日ジアにも言おうと思ってたんだけどさ、寒くなってきたし3人で鍋しようよ！」
YG「Aの家で？」
「やだ！ユンギの家で！」
YG「俺もやだ」
「よし、ジアの家でやろう！」
そう言ってケラケラ楽しそうに笑った。
それからも酒が進み、仕事のこと、恋愛のこと、大学生活のこと、色んな話をした。
「えー！テヒョンと知り合いなの！？」
YG「あいつ地元大邱だろ？中学高校の後輩だわ。」
「世間せま！私テヒョンと超仲良しだよ！」
地元の後輩がAの大学の後輩だったということもわかったりして、気付いたら店の閉店時間まで飲んでいた。
YG「そろそろ行くか。」
「そうだね。お会計…」
YG「ああ終わった。」
「え！いくら？払うよ！」
YG「いいよ今日は。」
「そんな…ありがとう。次はご馳走するからね！」
YG「おー、いい店期待してるわ」
「任せて！」
2人とも近くのマンションに住んでたから店を出て歩きで帰った。
Aは俺に付き合って飲んでたからか少し足元がふらついていて、ごめんね、と言いながら俺の腕に捕まって歩いていた。
距離が近いしいい匂いする。
…変態か俺は。
「送ってくれてありがとう。気をつけて帰ってね。」
YG「また来週な。おやすみ。」
ジアがいるときより酔っ払ってたからか、いつもより目が垂れてふにゃふにゃしてニコニコしてて、かわいかった。
ヨナから連絡が来てたけど返すことなくすぐ眠りについた。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 460人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：すゆ
| 作成日時：2021年5月17日 18時
