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名取に貰ったエコーを患者の腹部に当てる
やっぱり妊娠してる…
A「破水だ」
名取「え…」
A「仰向けにするよ」
そして患者に声を掛けながら名取と一緒に仰向けにさせる
A「名取産ませるからサポートして」
名取「分かった」
そして出産に対応している時シーバーから灰谷の声が聞こえてきた
灰谷《白石先生！駐車場の灰谷です！急に呼吸状態悪くなった人が！》
白石《悪いってどれぐらい？サチュレーションは？》
灰谷《90%切ってます！それで意識が…》
白石《酸素投与した？意識レベルが下がってるなら気道確保して》
灰谷《送還するんですか？》
白石《当たり前な事聞かないで！》
白石《…やれるだけやって？すぐに誰か行かせるから》
灰谷《…はい》
灰谷ひとりか…
白石先生と灰谷の会話を聞いた私はシーバーで横峯を呼んだ
A「あとどれくらいかかる？」
横峯《あ…もうちょっと！》
A「じゃあそれ終わったら灰谷の所行って。私もすぐ行くから」
横峯《わかった》
会話が終わりシーバーをオフにする
A「ゆっくりいきんでくださいね〜」
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作者名：大 園 す み れ | 作成日時：2023年3月16日 3時
