・ ページ12
緋山side
藤川「月1で運ばれて来るような患者がまさか優秀名医になるとはね〜」
緋山「あの頃のAに言ってやりたいわ(笑)」
そう話をしているともうひとつのソファに座りながらクリームパンを食べていた白石の顔が曇るのが分かった
緋山「白石どうしたの？」
白石「いや…ちょっと心配なんだよね…」
私が白石に声をかけると白石はクリームパンを袋に戻してからそう言った
藤川「心配？何が？」
藤川がそう聞くと白石は寝ているAを見ながら「Aの事」とそう言った
私はなんとなく白石が心配している理由が分かった
緋山「もうAも子供じゃないんだから」
白石「さっき言ってたんだよ」
言ってた？何を？
白石「��炎の熱さってどんな感じなんだろう��って」
藤川「ただ気になって言っただけじゃねぇの？俺だってそれぐらい気になったことあるし」
白石「でもこの子は今まで気になったからって理由で自分の身体を傷付けてるんだよ？」
先程から白石の言葉が頭をよぎる
Aねぇ…
藤川「なんか色々と大変だな三井先生も休職するし」
白石「あっ！」
え？
白石「あー！もう3分経ったんじゃない？いいなーカップ麺とか食べきれたら奇跡だよね！」
藤川「そうだろ〜！？贅沢しちゃってるだろ！？」
白石「うん(笑)」
緋山「ちょっと、三井先生休職すんの？どういう事？」
なにそれ聞いてないんだけど
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 544人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：大 園 す み れ | 作成日時：2023年3月16日 3時
