ハッキング9 ページ10
Aside
事情聴取が終わり、今は降谷さんの家の中だ。呼んでいた車には今日は泊まるという言伝を頼んで返した。
『・・・先程はすいません。シャツ、汚してしまって。・・・ありがとうございました。』
思いっきり降谷さんの腕の中で泣いたことを思い出し、少し恥ずかしくなりながらも謝罪とお礼を述べる。
降「いや、構わない。気にしなくていいよ。キミは大の猫好きだし、ショックも大きかったんだろう。」
『えぇ、まあ。』
・・・猫爆弾事件。ニュースで知った時は腸が煮えくり返るかと思った。実際に目の当たりにした今でも、それは変わらない。そうとなればすることは1つ。
『・・・降谷さん、私も捜査に参加させて下さい。』
降「・・・いいのか?また同じような目に合うかもしれないぞ。次は、守れないかもしれない。」
『それでも、少しでも被害を減らしたいんです。それに、いざという時はコレがありますから。』
そう言って、真っ黒のギターケースを撫でる。その中身はスナイパーライフルと弓矢だ。
降「・・・本来は銃刀法違反なんだがな。まあ良い、君の捜査への参加を許可しよう。」
『ありがとうございます!!』
降「さて、そろそろご飯にしようか。何かリクエストは?」
『えーと・・・、和食がいいです!』
降「フッ、了解。先にお風呂に入ってるといい。着替えは持ってきてるだろ?」
『はい、家に届けてもらいましたから。じゃあ、お先にお風呂もらいますね。』
降谷さんにそう告げ、先にお風呂に入る。
『ふぅ・・・。今日は、色々と疲れた・・・。』
泣き疲れた目を癒すかのように、お湯をバシャリと顔にかけたのだった。
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てふてふ(プロフ) - わー、すみません。ありがとうございます! (2019年7月18日 20時) (レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 超記憶能力ではなく、瞬間記憶能力ですよー (2019年7月18日 16時) (レス) id: 805b324c62 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、訂正ありがとうございます(*^-^*)この作品大好きなのでこれからも楽しみにしてますね(*^_^*) (2019年5月29日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ(プロフ) - まじですか!すいません、そのとこだけ書き直させて頂きます!すいません! (2019年5月27日 19時) (レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 蘭達が通ってるのは帝丹高校で間違いないんですけど、蘭達は17歳なので3年生ではなく2年生ですよ(´∀`) (2019年5月27日 13時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:てふてふ | 作成日時:2019年3月28日 21時