検索窓
今日:34 hit、昨日:18 hit、合計:196,516 hit

ハッキング34 ページ35

降谷side

降「照明を撃ち落とし、奴らの視界を奪った貴方は、僕がまだ倉庫内で身動き取れないことに気付き、外に逃げたかのように偽装するため、ドアを勢いよく開け、奴らを欺いた。おかげで僕は物陰に隠れる事ができ、その後の奴らの動きを知ることができた。」

憎き赤井を目の前に、自分の推理を披露する。観覧車の上にいる為風が酷く、服がはためいている。

降「あれが貴方の仕業なら此処に来ると踏んでましたけど、聞かせてくれませんかね。僕らを助けた了見を。あんな危険を侵さなくても、奴らの情報を盗み聞くことはできた筈ですよね。」

精一杯の皮肉を込め、そう言い捨てる。

赤「わざわざこんな所まで、お喋りに来たのか。」

俺の言葉に眉一つ動かさずに言う。だがここで逆上していてはだめだ。

降「ええ。FBIに手を引けと言いに来たんですよ。キュラソーは我々公安が貰い受けるとね。」

赤「嫌だ、と言ったら?」

この返事が返ってくるのも予想内。それはあいつも同じだろう。そして、この言葉も。

降「力ずくで、奪うのみ。・・・引けぇ!赤井秀一ぃ!!」

不安定な足場を駆け抜け、赤井のもとへと走る。その時、赤井の顔が愉快げに歪んだ。

赤「一つ訂正しておこう。照明を撃ち落としたのは俺ではなく、Aだ。」

降「っ何・・・!?」

予想外の言葉に驚くが、今はそれどころではない。

(まぁ、後でお説教は確定だけどね)

俺と赤井の戦いが、始まったー
ーーーーーーーーーーーー
Aside

『コナン!』

コ「っA!?なんで此処に・・・」

『実はカクカクシカジカで・・・』

観覧車の内部を走り回っていたとき、コナンを見つけ、状況を説明し、される。

コ「ってことは、最初から知ってたのかよ・・・!てか、お前の情報源って、パパなのか。」

『パパ・・・?まあいいや。今はそれどころじゃないの。爆弾を見たでしょう!?』

コ「ああ、下手に触ることもできねえ。でも、ここにはあの人が居る。」

『・・・えぇ、そうね。』

頭をよぎる姿に、目を伏せる。

コ「急いで行くぞ!」

『えぇ!』

まさかこの緊急事態に争っているなんて、思いもしなかった。

ハッキング35→←ハッキング33



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
245人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

てふてふ(プロフ) - わー、すみません。ありがとうございます! (2019年7月18日 20時) (レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 超記憶能力ではなく、瞬間記憶能力ですよー (2019年7月18日 16時) (レス) id: 805b324c62 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、訂正ありがとうございます(*^-^*)この作品大好きなのでこれからも楽しみにしてますね(*^_^*) (2019年5月29日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ(プロフ) - まじですか!すいません、そのとこだけ書き直させて頂きます!すいません! (2019年5月27日 19時) (レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 蘭達が通ってるのは帝丹高校で間違いないんですけど、蘭達は17歳なので3年生ではなく2年生ですよ(´∀`) (2019年5月27日 13時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:てふてふ | 作成日時:2019年3月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。