ハッキング27 ページ28
降谷side
赤井と接触していたAを説教し、部下と合流した。Aは早速ハッキングでターゲットの情報を探し出している。
『見つけた。彼女のコードネームはキュラソー。組織の��2の腹心よ。必要な情報はこのUSBにコピーしておいたから、後で確認して。私は今からキュラソーが辿り着く可能性の高い場所を洗い出すから、暫く話しかけないで。』
クールに言い放つ彼女に、一回り程年上の者たちまで驚愕している。彼女が本当に敏腕ハッカーだと実感しているのだろう。実は、彼女を現場に入れるのは初めてだ。今までは情報の受け渡ししかしてこなかったので、本当にごく僅かの人間しか彼女のことを知らないのだ。
風「･･･彼女、なんだか燃えてますね。なにかあったんですか？」
風見がAの目を盗んで話しかけてくる。此奴には俺たちが付き合い始めたことを話している。
降「さあな。･･･多方、赤井にでも焚き付けられたんだろう。」
―本当に、どこまでも俺の神経を逆撫でする奴だ。
風「そ、そうですか。では、俺はこれで失礼します。彼女から貰ったデータの確認をしてきますので。」
降「ああ、頼んだ。」
再び一人になり、真剣にパソコンの画面を見つめて、早いタイピング音を響かせるAを見つめる。
(本当に、綺麗な顔してるよな･･･)
限りなく白に近い肌に、切れ長の少し吊り上がった、理知的なアメジストの瞳。サラサラで綺麗な向日葵色のロングヘアー。今は集中するためか、下の方で束ねている。全体的に、そこらのモデルには余裕で勝てる容姿だ。
降「･･･好きだ。」
『何が？』
いきなり目の前に、彼女の顔が現れる。
降「っびっくりさせないでくれ。」
『ふふ、ごめんね。でもそんなに考え込んで、どうしたの？』
普段なら気付くであろう距離に気付かなかったことに疑問を抱くA。
降「いやなに、見惚れていただけさ。･･･Aに、な。」
最後の方は耳元で囁くように言ってやれば、途端に顔を真っ赤にするA。そんな彼女が、とてつもなく愛おしく感じる。
『･･･もう、降谷さんの馬鹿･･･。』
顔を真っ赤にして上目遣いで言われても、ただ可愛いだけだ。ああ、本当に、
降「･･･可愛いよ、A。」
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部下の心境
(現場でイチャイチャするな！このお似合い激甘カップルが！！)
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てふてふ(プロフ) - わー、すみません。ありがとうございます！ (2019年7月18日 20時) (
レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 超記憶能力ではなく、瞬間記憶能力ですよー (2019年7月18日 16時) (レス) id: 805b324c62 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、訂正ありがとうございます(*^-^*)この作品大好きなのでこれからも楽しみにしてますね(*^_^*) (2019年5月29日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ(プロフ) - まじですか！すいません、そのとこだけ書き直させて頂きます！すいません！ (2019年5月27日 19時) (レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 蘭達が通ってるのは帝丹高校で間違いないんですけど、蘭達は17歳なので3年生ではなく2年生ですよ(´∀｀) (2019年5月27日 13時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てふてふ | 作成日時：2019年3月28日 21時
