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ハッキング15 ページ16

Aside

『・・・はぁぁぁぁぁ・・・。』

確かに迎えに来てとは言った。言ったけど・・・

『何も校門の前で待たなくても・・・!』

そのせいで校門にはわんさかと女生徒が集まっている。きっと質問責めにあっていることだろう。

『園子の質問責めからやっと解放されたのに・・・。』

好奇心が旺盛すぎるのも困りものだ。そこが良いところでもあるのだけれど。

なんにせよ、そろそろ助けに行かないと後で怒られそうだ。行くしかないか・・・

降「あっ、華月!遅いですよ。」

『・・・すいません、ふ・・・透さん。じゃあ帰りましょうか。』

呼びなれないな・・・。降谷さんと呼ぶところだった。

降「っ、そうですね。さ、車に乗ってください。」

『あ、ありがとうございます。』

心なしか降谷さんの瞳が揺れたきがしたけど・・・気のせいか。

それにしてもぎゃんぎゃんと煩い周り。・・・イラッ(`Δ´)

『ちょっと、煩い。貴女達が何を言っても、彼は私のだから。手、出さないでよ?』

笑顔で言い放った、若干の怒気を混ぜて。なぜか降谷さんまで驚いていたが。←

ああ、なんで私が今怒ったか。そのくらい分かる。・・・嫉妬、したのだ。ベタベタベタベタと、決して私では触れられない距離で、密着している彼女たちに。

降谷さんの車に乗り込み、降谷さんから話を聞く。チラリと盗み見た横顔は、やっぱりかっこよくて。

(ああ、そんなの)

『・・・認めるしか、ないじゃない。』ボソッ

降「?何か言ったか?」

『いえ、何も。』

・・・どうやら私は、生まれて初めて恋をしたらしい。しかも、

もう三十路の、公安勤めのエリートに。

(私の初恋、無理ゲーすぎるでしょ!!!)

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てふてふ(プロフ) - わー、すみません。ありがとうございます! (2019年7月18日 20時) (レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 超記憶能力ではなく、瞬間記憶能力ですよー (2019年7月18日 16時) (レス) id: 805b324c62 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - いえいえ、訂正ありがとうございます(*^-^*)この作品大好きなのでこれからも楽しみにしてますね(*^_^*) (2019年5月29日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ(プロフ) - まじですか!すいません、そのとこだけ書き直させて頂きます!すいません! (2019年5月27日 19時) (レス) id: dcfdec1ad5 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 蘭達が通ってるのは帝丹高校で間違いないんですけど、蘭達は17歳なので3年生ではなく2年生ですよ(´∀`) (2019年5月27日 13時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てふてふ | 作成日時:2019年3月28日 21時

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