No.40 女王の法律 ページ10
Aside
ケイト先輩の手伝いを初めてからはや10分……
デュース「赤、赤…それっ！…うわ！青になった！」
グリム「ふな"〜！薔薇が燃えちまったんだゾ！？」
『バッカ！アクア・ドラゴン！』
ケイト「ん〜…A君は出来てるけど想像以上に
要領悪いな君ら」
デュースとグリムのあまりの下手くそさにケイト先輩も苦笑いだ。俺は持ち場が終わったんで皆を手伝い中
魔法が使えないのでユウとペンキで色を塗ってた
エースが不思議そうに薔薇を見て言った
エース「つーかさ白い薔薇でもよくね？綺麗じゃん」
ケイト「こればかりは伝統だからね〜なんでもない日おめでとうパーティーの日の薔薇の色は赤！
クロッケーのバットは7色のフラミンゴ。ボールはハリネズミ」
『でも春の庭でやる花達のコンサートでは薔薇は白。
エース達も寮生なら覚えといて損はないぞ』
ユウ「なんか…色々大変なんですね…」
グリム「変な決まりばっかなんだゾ！」
ケイト「リドル君は歴代寮長の中でもかなりガチガチにハートの女王の法律を守ってる真面目な子だからね〜」
確かにリドルはいい奴だ。真面目で先生たちからの
信頼もあつい。2年で寮長になっただけの事はある
だけど……
『……やり過ぎなのも否めねぇがな(ﾎﾞｿｯ』
俺らが話しているとエースは何かを思い出したかのように「ハッ」と言った
エース「そうだ。こんな事してる場合じゃなかった！寮長に話があるんスけどまだ寮内にいます？」
ケイト「ん？まだいると思うけど…」
ケイト先輩はエースを見た後目を細めて薄く笑いながらエースに聞く
ケイト「ところで、寮長のタルトを盗み食いした
エースちゃん。お詫びのタルトは持ってきた？」
エース「え？朝一で来たから手ぶらっスけど…」
それを聞いたケイト先輩は「あぁ〜そっか〜」と
自分の首を触り苦笑しながらこちらを見た
『……あ』
そうだ。忘れてた��あの法律��があったのか
ケイト「それじゃあハートの女王の法律・第53条
��盗んだものは返さなければならない��に反してるから寮には入れられないなぁ？？」
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Seturo - 雪路でやってます (2022年8月18日 21時) (
レス) id: f33c4590d9 (このIDを非表示/違反報告)
Seturo - 申請します (2022年8月18日 21時) (レス) @page6 id: f33c4590d9 (このIDを非表示/違反報告)
すず苺 - コメありがとうございますっ！！承認させて頂きますね！これからも頑張ります！ (2020年7月22日 6時) (レス) id: 9cc88e5ace (このIDを非表示/違反報告)
Yozora0407(プロフ) - チート系の話大好きです！めちゃめちゃすず苺の作品面白いです！いつもありがとうございます！ (2020年7月21日 23時) (レス) id: 3c5b35e29e (このIDを非表示/違反報告)
Yozora0407(プロフ) - 申請させていただきます！夜空っていう名前です！ (2020年7月21日 23時) (レス) id: 3c5b35e29e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すず苺 x他1人 | 作成日時：2020年7月5日 19時
