Prologue＿5 ページ8
Aside
どのくらい寝ていたのか分からないけど、誰かが誰かを呼ぶ声………？
その誰かに、方を軽くトン、とされた気がして目を開ける。
「っ……、!?」
目の前に、世の中で言うイケメン、が1人、2人。私をじっと見ていた。
しかも、人獣。
いや人獣なのは当たり前なんだけど…。森にいるってことは、何か食べる物を探しに…？私、人獣に食べられて人生終了…………？短くてつまらない人生だったなぁ………。なんて考えていたら松村さんが話しかけてきた。
松「そんなに怯えないで。俺達はキミを傷つけたりしないから、とりあえず今は安心して。…俺は松村北斗。とりあえずよろしく？で合ってるのか…？」
ズン、と響くような耳心地のいい声の人は"松村北斗"さん。
森「俺は森本慎太郎です！よろしく！お嬢ちゃんの名前は？」
声がおっきくて体もおっきい人は"森本慎太郎"さん。と言うらしい。
どうやらまだ人生終了では無いらしい。
知らない大人に、「君、名前は？」と聞かれてあっさりペラってしまった。いやダメじゃん。とペラってから思う。
それからまぁ話は早くて、家出をしてきたこと。この森を抜けた先の街で生活しようと思ってた事。そして足を怪我した事もすぐに見抜かれた。松村さんはお医者さんらしい。
森「あら、可哀想に…北斗、ウチで診てあげれば？」
松「そうだね…流石にこのままって訳にもいかないし…」
森「よし！じゃ行こ！陽菜ちゃん、俺の背中乗って！」
「え、えっ…!?」
あれよあれよという間に気づけば森本さんの背中の上。
「本当に、いいんですか…？」
森「もちろん！ちゃんと北斗が診てくれるからね。さ、帰ろ帰ろ！」
私をおぶりながらズンズン進んでいく森本さんがニコリと優しく笑って話す。
優しい言葉におっきくてしっかりとした背中につい居心地が良くなってしまってまた瞼が閉じそうになる。
ダメダメダメ…！！流石に会って30分もしない男の人におぶられて家？に連れてかれるなんて流石にダメすぎる。
と思いつつも、歩く度に心地いい揺れがあってまた眠気がやって来て、意識が途切れた。
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ざらし(プロフ) - こんばんは！返信遅くなり申し訳ないです！た、確かに…！変ですね！笑、修正します！ご報告ありがとうございます！とてま助かります！ (11月13日 22時) (
レス) id: 12f69dd2b5 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 失礼します！長女なのに姉がいるのは間違ってませんか？違ったらすみません...。 (11月10日 18時) (レス) @page3 id: 42c7e8a9ed (このIDを非表示/違反報告)
ざらし(プロフ) - ﾜﾜ！気づきませんでした…！汗教えて下さってありがとうございます！ (10月31日 12時) (レス) id: 12f69dd2b5 (このIDを非表示/違反報告)
時計ウサギ(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ〜！ (10月31日 9時) (レス) id: 80344cfbe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ざらし | 作成日時：2023年10月29日 21時
