Prologue_3 ページ6
北斗side
「私は、一ノ瀬A、です。」
松「ん、Aちゃんね、よろしくね。」
森「Aちゃんは、どうしてこんな時間に、こんな所にいたの?」
俺も慎太郎も1番気になっていた事。季節は春とはいえ、まだこの朝方は少し冷える。一体何の目的で…?
「…家出、みたいな…感じです。森をぬけた先に、街があるって聞いた事があったので…そっちでどうにか暮らせればいいかなって思ったので…。」
森「そうかぁ〜…家の人、心配してるんじゃない?」
「いや…私の家は大丈夫です。私は居ないも同然、というか…。」
家出…か。俺も昔は…と思ったけど女の子となるとまた話は違うし…。と考えていると1つ気になる事が。
松「Aちゃん、もしかして足、怪我してる?」
「えっ、あ…なんで…」
松「右足にずっと手があったから、気になって…俺一応医者やってるんだ。」
なんで分かったの?と言いたそうな顔で俺を見るAちゃん。
森「あら、可哀想に…北斗、ウチで診てあげれば?」
松「そうだね…流石にこのままって訳にもいかないし…」
ここから家までそう遠くないし、こんな所で1人残して帰るなんて俺も
慎太郎もできない。
森「よし!じゃ行こ!Aちゃん、俺の背中乗って!」
「え、えっ…!?」
慎太郎がしゃがんでAちゃんをささっとおぶる体勢にしてよっ、と立ち上がる。
Aちゃんは訳も分からず…って感じだけど。笑
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ざらし(プロフ) - こんばんは!返信遅くなり申し訳ないです!た、確かに…!変ですね!笑、修正します!ご報告ありがとうございます!とてま助かります! (11月13日 22時) (レス) id: 12f69dd2b5 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 失礼します!長女なのに姉がいるのは間違ってませんか?違ったらすみません...。 (11月10日 18時) (レス) @page3 id: 42c7e8a9ed (このIDを非表示/違反報告)
ざらし(プロフ) - ワワ!気づきませんでした…!汗教えて下さってありがとうございます! (10月31日 12時) (レス) id: 12f69dd2b5 (このIDを非表示/違反報告)
時計ウサギ(プロフ) - オリジナルフラグ立ってますよ〜! (10月31日 9時) (レス) id: 80344cfbe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ざらし | 作成日時:2023年10月29日 21時