雨男 ページ39
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今日はヌナと久しぶりのデート
いつもはヌナの部屋に行ったり、時々ヌナが宿舎に来たりしていたけど、たまには外を一緒に歩きたいというヌナの希望で、夜中だけどヌナと漢江を歩く事にした。
だけど、あいにくの雨……
やっぱり雨男らしい。
傘をさして2人で歩いているけど、傘にあたる雨音で話もままならない。
高架橋の下についた時、少し座って話をする。
A「やっぱりミニョナって雨男なんだね?」
MH「みたいだね。5人いるから僕は違うって思ってたのに、認めないといけないっぽい。」
A「いつもなの?」
MH「だいだい大事なスケジュールの時は必ず雨かな。
屋内での撮影の時は大丈夫なんだけど、屋外で大事な撮影とか、楽しみにしてる事がある時は必ずといっていいほど、雨が降るんだ。」
A「ある意味それってすごいよね?」
MH「あー、せっかくヌナと一緒で、久しぶりに外に出れたのに…。」
ミニョンはがっくり肩を落とす。
A「ホント雨って嫌だよねー。」
MH「ヌナー。嫌な言い方だなー。」
A「ごめんごめん。
今まで雨は嫌だったけど、今は雨もいいなって思うし好きだよ。」
僕はなんで?という顔をして、ヌナをみた。
ヌナは立ち上がり傘を開くと、僕を立たせ傘を持たせた。
A「2人で並んで歩くのもいいけど、こうやって好きな人と一つの傘に入って歩くのも悪くないよね?」
ヌナは僕の腕に自分の腕を絡ませて、雨の中を歩きだした。
MH「そうだね。雨の中こうやって歩くのも悪くないね。」
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ななし(プロフ) - YES。さん>コメントありがとうございます。If you はどうしても書きたくなったで、歌詞を少し借りて私が思った事を書いてみました。ネタが尽きてきましたがボチボチ書いて行くので、時々のぞいてください。 (2017年8月31日 21時) (レス) id: 822c5f20d0 (このIDを非表示/違反報告)
YES。(プロフ) - 最後の If you すごく泣けました・・・。 この小説すごく好きです!頑張ってください! (2017年8月31日 17時) (レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななし | 作成日時:2017年7月9日 23時