別れ ページ4
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約束も連絡もしてなかったのに、なんでヌナの所に行ったんだろう。
ずっと忙しくて時間もなくて、仕事を終え宿舎に帰宅するのはいつも真夜中で、睡眠は毎日2,3時間。
目が覚めればまた仕事で、会いたいと思う気持ちも、声が聞きたいという想いも。
完全にマヒしていて電話をする少しの時間も、メールを打つ数分も自分には惜しかったのは事実。
そんな日が何日続いただろう。
やっと時間ができて、マヒしていた自分の想いが、一気に覚醒した今日
ヌナに会いに行った。
タクシーで向かう途中、赤信号を待つ時間ももどかしくて早く早くと拳を握る。
やっとたどり着いたヌナのマンションを見上げると部屋に灯りはついてなくて。
急いで出てきたから、合いカギを忘れた事に今更きづく。
しかたなく人目につきにくい場所でヌナの帰りを待つ事にした。
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ななし(プロフ) - YES。さん>コメントありがとうございます。If you はどうしても書きたくなったで、歌詞を少し借りて私が思った事を書いてみました。ネタが尽きてきましたがボチボチ書いて行くので、時々のぞいてください。 (2017年8月31日 21時) (レス) id: 822c5f20d0 (このIDを非表示/違反報告)
YES。(プロフ) - 最後の If you すごく泣けました・・・。 この小説すごく好きです!頑張ってください! (2017年8月31日 17時) (レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななし | 作成日時:2017年7月9日 23時