5 ページ27
.
MH「ヌナ…?
この間、好きな人の事聞きましたよね? ヌナの好きな人ってジェフンさんですか?」
A「ジェフン? 違うよー。ジェフンは気が合う友達。」
MH「じゃー、好きな人って誰ですか?」
A「ミニョナ…それを聞いてどうするの?
私の好きな人を聞いて、何か変わるの?」
MH「………それは……。」
A「なんでも忘れっぽくて、おっちょこちょいで、仕事もできなくて、お酒を飲めばいつも飲みすぎて、人に迷惑かけて…
美人でも可愛くもなくて……。
そんな私が好きになっても、その人は困るだけだから…何も言わずに今のままでいい…。
ミニョニ、送ってくれてありがとう。気をつけて帰ってね。」
ヌナは僕が持っていたカバンを取ると逃げるようにアパートに入って行った。
僕は宿舎に向かって歩きだした。
なんでこんなにモヤモヤするんだろう。
僕はドジでおっちょこちょいなヌナも、お酒を飲んで酔っ払ってるヌナも…。
今日みたいに、仕事の事で泣いているヌナも全部好きなんだ……。
何も飾らないヌナが好きなんだって……。
僕はヌナのアパートに引き返した。
私はアパートに帰って何もせずボーッとソファに座つていると、インターホンがなった。
A(こんな時間に誰だろう…。)
カメラを覗いてみるとミニョンが立っていた。
インターホン越しに返事をし下に降りる。
MH「ヌナ、さっきはごめんなさい。
ヌナの気持ちも考えなくて…。」
A「私も八つ当たりしてごめん…。」
MH「ヌナ、伝えたい事があって引き返して来たんです。」
A「ん?」
MH「僕はヌナの事が好きです。今のままのヌナが好きなんです。」
A「え…?」
MH「ヌナは好きな人がいるかもしれないけど、それでもいいです。
時々、一緒にご飯を食べたり、お酒飲んだり、コーヒーを飲んだり…。」
A「……ミニョナ………。」
MH「遅くにすみません。帰ります。
ただ、僕がヌナの事を好きって気持ちを伝えたかっただけですから。」
.
121人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななし(プロフ) - YES。さん>コメントありがとうございます。If you はどうしても書きたくなったで、歌詞を少し借りて私が思った事を書いてみました。ネタが尽きてきましたがボチボチ書いて行くので、時々のぞいてください。 (2017年8月31日 21時) (レス) id: 822c5f20d0 (このIDを非表示/違反報告)
YES。(プロフ) - 最後の If you すごく泣けました・・・。 この小説すごく好きです!頑張ってください! (2017年8月31日 17時) (レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ななし | 作成日時:2017年7月9日 23時