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僕はヌナの方を向いて、顔を見せた。
ヌナは今にも泣き出しそうな顔をして僕をみた。
A「…ミニョニ。 今日、帰ってくるんじゃなかったの?」
MH「ヌナがあれだけ酔ってたら、ゆっくり帰ってこらないよ。マネヒョンに無理言って、飛行機取ってもらったんだ。」
A「ミニョナ……会いたかった。」
MH「昨日のヌナはジェフンヒョンと飲みに行って、僕の事はどうでも良さそうだったよ? 」
僕は起き上がり、泣きそうなヌナに少し意地悪で、イヤミっぽく八つ当たりをした。
A「どうでもいいなんて思ってないよ? ジェフンは友達だから、ミニョンの事も知ってるし。」
ヌナの声がだんだん小さくなっていく。
MH「友達なのは僕も良く分かってるよ? ヒョンはとても男らしいし、僕もヒョンの事は慕っているし信用もしてる。
だけど、ジェフンヒョンと一緒に飲みに行くと飲みすぎるんだよ。信用してるから安心して飲めるんだろうけど、僕的にはあまり飲まないでほしいな?」
A「うん。ごめんなさい…。 ミニョナと一緒に日本に行きたかったけど行けなかったから。ミニョンに会えなくて。」
MH「ヌナ、もういいよ? 僕もヌナとジェフンヒョンの仲の良さにやきもち妬いてるだけだから。」
A「え? やきもち?」
MH「うん。 なかなか会えないし、飲みに行くって聞くと、いつもだいだいジェフンヒョンと一緒に行ってるから。 しょうがないってわかってるつもりでも、やっぱりやきもち妬くから。」
僕は自分の気持ちを正直に伝えた。
A「うん。ジェフナと2人ではもう行かない。約束するね?」
ヌナは僕の手に自分の手を重ねた。
ヌナの顔を見ると、さっきまで泣きそうな顔をしていたのに、今はとても嬉しそうにニコニコしている。
僕は不思議に思ったけど、その時はあえて聞く事はしなかった。
後日、どうしても嬉しそうにニコニコしていた理由が聞きたかったのでヌナに問いだたしてみると、僕は困ったり、照れ臭い事を言うときは決まって襟足の髪を触るらしい。
その時、僕はしきりにその癖をしてたらしい。
やっぱりヌナには敵わないな。
あっ!
今、襟足の髪触ってる事に自分で気がついた。
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ななし(プロフ) - YES。さん>コメントありがとうございます。If you はどうしても書きたくなったで、歌詞を少し借りて私が思った事を書いてみました。ネタが尽きてきましたがボチボチ書いて行くので、時々のぞいてください。 (2017年8月31日 21時) (レス) id: 822c5f20d0 (このIDを非表示/違反報告)
YES。(プロフ) - 最後の If you すごく泣けました・・・。 この小説すごく好きです!頑張ってください! (2017年8月31日 17時) (レス) id: 372597b041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ななし | 作成日時:2017年7月9日 23時