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side:N


「うるさいな!!」


突然廊下から聞こえたるぅとくんの怒鳴り声。
るぅとくんのこんな声初めて聞いた。

リビングに一緒にいたさとみくんと慌てて廊下に向かうと廊下に呆然と立ち尽くす莉犬くんがいた。


「莉犬くん?どうしたの?」


莉犬くんに声を掛けても固まっていて返事がない。


「莉犬、おい、莉犬!」


さとみくんも莉犬くんと目を合わせて何度も声を掛けてる。

少しの間そうしていると莉犬くんの大きな瞳から涙が溢れた。


「…ぅ、えぇぇんっ!」


大きな声を上げて泣き出した莉犬。
とりあえず莉犬くんを抱っこしてリビングに戻った。


「よしよし…どうしたの…」

「うわぁぁんっ!!」


リビングに戻り抱っこしたままあやしてるんだけど全然泣きやまない莉犬くん。

少し震えてるし、たぶんさっきのるぅとくんの怒鳴り声と何か関係あるんだと思う。


「莉犬ー、大丈夫だぞー」


さとみくんも莉犬くんの頭を撫でたり背中をさすったりしてあやしてくれてる。



「すんっ……ひ、く…すんっ」


しばらくあやしているとようやく泣きやんだ莉犬くん。


「落ち着いた?」

「ぅ…」


俺がそう聞くと莉犬くんはぐずぐずしながらもこくん、と頷いた。

あ、莉犬くんおむつぱんぱんだ。


「莉犬くんおむつ替えよっか。さとみくんとちょっと待ってて?」

「ん…」


莉犬くんをさとみくんに任せてトイレに莉犬くんのおむつを取りに行く。

あれ…、るぅとくんのおむつ減りが早いな…

トイレにはみんなのおむつが置いてあるからどのくらい使ってるかとかもわかる。

普段るぅとくんのおむつはあんまり減らないんだけど、今はもう後数枚しかない。

補充してないだけ…?

とりあえず今は莉犬くんが優先だ。

その時はるぅとくんのおむつのことはあまり気にせず莉犬くんのおむつを持ち、トイレを後にした。



「お待たせ」


リビングに戻り、莉犬くんのおむつを交換した。


「莉犬くん、なにがあったか聞いてもいい…?」

「…うん」


そして、莉犬くんは廊下であったことを話してくれた。


「なるほどね…」

「るぅとくん…怖かった…」

「曲作り上手くいってねえのかな…」


先ほどのるぅとくんを思い出してまた目をうるうるさせてる莉犬くん。

さとみくんと二人でるぅとくんが何故怒鳴るような状態になっているのかを考えた。

さとみくんが言うように曲作りに問題がありそうだ…

まずるぅとくんと話すのが一番かな。


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るん。(プロフ) - ゆい(*´꒳`*)さん» ありがとうございます!今はpixivをメインに書かせてもらってます! (2022年1月25日 20時) (レス) id: 9f109c1542 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(*´꒳`*) - 一年以上経ってるけど…!リピーターさせてもらってます!この作品すごい好き! (2022年1月23日 20時) (レス) @page43 id: 08a4ffc0b2 (このIDを非表示/違反報告)
るん。(プロフ) - 花桃さん» ありがとうございます(^^)pixivの方もありがとうございます(^^) (2021年1月23日 10時) (レス) id: 4e182eeb85 (このIDを非表示/違反報告)
花桃(プロフ) - 好きです(?)胃腸炎?らしきもののさとみくんの話最高でした!Pixivもこっそり見せてもらってますp_-) (2021年1月22日 22時) (レス) id: b10bdec2cb (このIDを非表示/違反報告)
るん。(プロフ) - さくらんぼさん» pixivの方もありがとうございます!わかりました!(^^) (2021年1月19日 11時) (レス) id: 4e182eeb85 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るん。 | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/7219287  
作成日時:2021年1月2日 0時

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