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ビシッとスーツを着た実弥と一緒に実家に来ていた
インターホンを鳴らすと勢いよくお父さんが
飛び出してきた
父「A〜!!おかえり!会いたかったぞ!」
『もーお父さん!私大人だよ!?そんなに抱きつかなくても…』
母「いきなり話があるってどうしたの?」
「始めましてAさんとお付き合いをさせてもらっている、不死川実弥です」
母「あらぁ!?どうぞどうぞ!上がって上がって!」
お父さんの顔がだんだんと真顔になっていった…
リビング__
父「は、話ってなんだね不死川くん」
母「まぁ!お父さん!絶対あれよ〜!」
と上機嫌なお母さん…なんだか緊張してきたな…
「Aさんと結婚を許してもらいたくて来ました」
父「ゆ、ゆ、ゆ、「「いいわよ〜!ね?お父さん」
あ、うん、母さんが言うならね…」シクシク
『あ、後ね…その…』
実弥が勢いよく頭を下げた
「申し訳ございません、Aさんとの間に子供ができました」
母「まぁ!!ダブルでおめでたい!Aは
『う、うん少しあるかなってくらいかな?』
お父さんは完全に気絶をしてしまった
お母さんはすっごく上機嫌で
実弥の事を気に入ったって感じで
すごく変な感じだったけど…いいよね?
そして帰り際
母「お母さん実弥くんとすれ違った事あるわ!」
『そりゃどこかであるでしょう?』
母「違う違う!ほら!Aが事故にあった時あったでしょ?
その時Aの病室から出て来た時にすれ違ったわ!」
『え!?そ、そうなの実弥?』
実弥の顔を見ると耳まで真っ赤だった
『あれ…その時私たち仲良くもないよ?って事は…まさか…?』
「わ、悪りぃかよ…」
母「実弥くんAの事よろしくお願いします
実弥くんなら安心だわ」
「はい、必ず幸せにします!」
その頃お父さんは___
父「(あんなに小さかったAが結婚…しかも子供もできた…お前に嫁にやらん!って言おうと思ったのにお母さんに邪魔された…シクシク)」
ドアの隙間から泣きながら覗いていた
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作者名:ちびごん | 作成日時:2020年6月22日 3時