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やっと仕事が終わって髪を解きながらため息を吐くと
上司も同じくため息をしていた
『あ、お疲れ様です!』
上司「おつかれー!はぁ〜青空さん今日モッテモテだったね〜」
『そんな事ないですよ!』
上司「いっぱい連絡先のお手紙もらってたでしょ?
私なんかもらった事ないわよ〜!」
『ははは…でも私は彼氏以外の男は眼中にないんで』
上司「惚気か!今日私も旦那に癒されよう〜!」
上司にお疲れ様でしたと言い、帰路につく
頭の中にあのツインテールの女の顔が
忘れられなかった…
また一つため息を吐いた
「ため息なんてどうしたんだァ?モテモテなAちゃんよォ?」
『え!実弥!ど、どうしたの!』
「いきなり来たらいけねェのか?
それとも今日もらった奴らに連絡するのかァ?」
『は!?高校生なんて興味ないもん!』
ムッとなって早歩きになる
「悪かったってなァ?A?なァ?」
とまるで子供をあやす様に顔を覗き込んでくる実弥
もーっと言って私の家に手を繋いで入った
『晩ご飯食べるよね?何が食べたい?簡単なのしか作れないよ?』
「あァ…その前に」
と実弥が言うと
力強く抱きしめられた
『……ッ!き、急になに?』
「……た……」
『え?なんて…』
「妬いた…」
とキスをされる
少し乱暴なキスをされた
『……ッ…ハァ…さ、実弥激しい…ン…!』
いつもと違う激しいキス
気が済んだのかゆっくりと口を離す実弥
「顔真っ赤だぞォ?」
と悪戯っ子の様に笑われた
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作者名:ちびごん | 作成日時:2020年6月22日 3時