*64 ページ19
「荷物はこれだけかァ?」
『うん!それだけだよ!』
今日は実弥に引越しの手伝いをしてもらった
今日から2人で住むとなると緊張するけど
毎日会えるとなると考えろと顔がニヤける
彼氏と同棲する!ってお母さんに報告したら
了解!ってスタンプだけ送ってきただけだし…
意外とお母さんってサバサバだったんだね…
と納得してしまったよ…
『実弥今日からよろしくね!』ニコ
「あァこちらこそ」
*
*
*
一緒に暮らしだして1週間…
授業の用意などでメガネをしている実弥
こんな人が先生ってずるい!
『……ずるい』
「なにがだァ?」
チラッと顔見るとすぐにパソコンに目を向ける実弥
その一つ一つの動作がかっこいい…
『実弥に授業教えてもらう生徒が羨ましい…
こんな先生がいたらテストなんて100点取る自信しかない』
「それを生徒に聞かせてやりてェなァ」
と笑う実弥
メガネ姿にドキドキするのにそれで笑うとか
キュン死にしてしまう…!
と考えていると実弥にキスをされた
『……ッ!?』
「顔真っ赤だなァ?どうしたァ?」
と妖艶な笑みを浮かべる実弥
『何にもありませーん』ベー
「悪い生徒には指導しないと…なァ?」
『……へ!?ちょっ…え!?せ、生徒!?』
逃げられないように体を抱きしめられた
そしてゆっくりとメガネを外して
顔を近づけてくる
目を瞑ると鼻をつままれた
「バーカァ」
『は、バカ!?ひどい!最低!』
「冗談だ冗談」
と言いながらキスをされた
本当に実弥はずるい…
実弥にはお手上げ状態だ
25人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちびごん | 作成日時:2020年6月22日 3時