コーヒーと君 ページ39
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隼side
好きな人の好きな人は、誰が好きなんだろう
そんな哲学者みたいなことを考えながら、楽しそうに話すリカコさんと玲於を見てた
玲於とは人生の半分一緒にいて、何をするかとかだいたい分かるはずなのに
隼｢分かんないんだよなー｣
思わず口から出てしまった独り言に過剰に反応したのは、日出コンビと言われる相方の亜嵐くん。笑
こーゆーところだけ真っ先に反応する。笑
亜嵐｢なになに？何がわかんないの？｣
隼｢いや、別に。笑｣
亜嵐｢ほら、人生の先輩であるリーダーだから｣
隼｢そーゆーときだけ先輩面。笑｣
亜嵐｢なぬ？｣
ギャーギャー言ってる亜嵐くん。
隼にいじめられた、だのなんだの言って、あかんなぁ、それは誰や！なんて悪ノリしてる龍友くん。
こんなんだから、精神年齢低いグループとかって言われるんだよ、笑
リカコ｢あ、今日泊まる分のキャリーケース、あれだからね｣
不意に聞こえてきたリカコさんの言葉に、曖昧に頷く玲於
隼｢…ねぇ、亜嵐くん。好きな人が、好きな人の好きな人のせいで悲しそうな顔してたら…どうする？｣
亜嵐｢え？……そんなの、そいつから好きな人取っちゃえばいいじゃん？｣
隼｢…そうもできないんすよね｣
亜嵐｢…それは、隼が遠慮してるからでしょ？｣
驚いて亜嵐くんの方を見ると、やけに大人ぶった目をした亜嵐くんがリカコさんと玲於を見てた
亜嵐｢別に、その好きな人が嫌な思いしてるんだったら、自分の方に向かせればいいじゃん。
楽屋の空気も和んで、俺らのお姫様も守れて一件落着｣
隼｢え、亜嵐くん俺の好きな人知って…｣
亜嵐｢さー、喉乾いたからじゃんけんしよ｣
俺の言うことなんて気にもとめずに亜嵐くんが買い出しジャンケンだ！なんて言って騒いでる
そうなんだよな、亜嵐くんのこーゆーところが唯一リーダーっぽいんだった、笑
“奪っちゃえばいいじゃん”
うん。なんか、悔しいけどストンってきた
楽屋の玄関で揉めてるリカコさんと玲於をさりげなく仲裁しながら、僕は聞こえてくる足跡に微笑みが漏れる
『ただいま！』
優しく笑ってたくさんのドリンクを持って帰ってきた僕の好きな人
隼｢おかえり、Aちゃん、重かったでしょ？｣
『ううん！あ、隼くんは、これ！コーヒーだよ！』
ふふ、って笑って僕にコーヒーを差し出すAちゃん
隼｢ごめん、もう手加減しないから、玲於｣
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Misaki(プロフ) - 玲於とリカコさんはくっつかないで、隼とのオチがいいです。なかなかそういう話がないのでよろしくお願いします!!! (2018年12月17日 16時) (
レス) id: cd78924a93 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - れおがいいです！更新楽しみにしてます！ (2018年12月13日 0時) (レス) id: ac8f89547a (このIDを非表示/違反報告)
saeco10(プロフ) - 玲於が良いです！そして、いつも更新楽しみにしてまして、ドキドキしながら読ませてもらってますっ！ (2018年12月12日 22時) (レス) id: eef139c402 (このIDを非表示/違反報告)
豚骨ラーメン(プロフ) - 玲於くんが多数ですね、、、！そろそろ終盤に向かわせようと思っています、どちらかはまだ決めていませんがもうすぐ決めます、集計をした結果で落ちを決めます！引き続き、コメントやお気に入り登録、一番右のお星様を待ってます！（欲張りな作者） (2018年12月12日 22時) (レス) id: fff74a9d13 (このIDを非表示/違反報告)
myktik0403(プロフ) - 玲於くんがいいです！ (2018年12月12日 22時) (レス) id: 2ab05271ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豚骨ラーメン
| 作成日時：2018年11月24日 17時
