予想もしないことから4【宇髄天元】

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宇｢ほら、ここじゃなくて俺のとこ行こうぜ｣


『うん！』

と天元の窓側のデスクに移動した。



宇｢あ、悪ぃが、他の生徒も報告来るといけねえから俺の横いて。クッションやるから。｣

とクッションを受け取り職員室の入口からは絶対見えない位置に座った。



＿＿＿＿ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ



『あれ、これ授業終了のチャイムだよね？』


宇｢ああ。色んなのが来るからそこで隠れとけ。｣


『え、普通に怖。天元の足元行くわ』

と言ってクッションを持って天元の足元に隠れた。



｢よかった〜！月彦くんありがと♡｣


｢おめでとう！恋桃は本当に可愛いね。｣

という私たちにしか聞こえてないであろう声が職員室の外から聞こえた。



『え、t』


宇｢し、来るぞ｣


『まじかよ…』

と小声で呟いた。


ｺﾝｺﾝ!


金｢失礼しま〜す！金谷内恋桃、志望校合格しました！｣

というと先生達が拍手している。


え、本来何も言わずに拍手なの？
私だけ色々言われたの？



金｢そして月彦くんとお付き合いすることになりました〜！皆さん応援よろしくお願いします〜｣

と言って出て行った。



『わざわざ言うんだ…』

と耳のいい天元にしか聞こえない声で呟いた。


すると天元は机に伏せるようにしてこちらに顔を見せてきて


宇｢まぁ…美男美女で似合ってんじゃねえの？鬼舞辻はなんだかんだ闇凄かったけどな…ちなみに発表された当日に職員室報告来たの、今年はまだAだけだ笑｣

と言って笑い、ばっと姿勢を元に戻した。



『ねえしのぶの足音！普通にしてていい？ね？！』

と言って足元から出て今まで宇髄先生と話してましたよ感を出す。


ｺﾝｺﾝ


し｢失礼します。3年蓬組胡蝶しのぶ、第1志望校に合格したことを報告します。｣


『しのぶ〜！！おめでと〜！！！』

としのぶに駆け寄り飛びついた。



し｢A！Aはどうだったの？｣


『合格ですよ〜！』


し｢やったね！今日はスタバでも行きます？｣


『行く！！』

と話していると不死川先生が



不｢胡蝶よくやったなァ。｣


としのぶの頭を撫でた。



『あ、義兄さんと義理の妹…』


不｢てめえは黙っとけェ。まだ早えわ。｣


『怖』

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