予想もしないことから4【宇髄天元】

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耳を澄ませなくとも聞こえるバカでかい会話を顔を伏せながら聞いてみれば


安｢もう疲れたぁほんと無理〜｣

｢帰る時なんかあったらLANEしてね？駆けつける！｣

とかなんとか

うっせえなあ。
席真反対でこんな会話聞こえるとか、もはや周りに聞いて欲しくてわざとでかい声出してんだろ。
好きな男の子が近くにいる女子小学生かよ。

と考えながら、机に伏せていた顔をﾊﾞｯと上げて立ち上がり椅子をしまうと


不｢おいA、珍しいなァお前が椅子蹴るなんてよォ。｣

と不死川先生が寄ってきた


『いやぁ、まぁ、イラつくんすよ』


不｢宇髄とまた喧嘩でもしたんかィ？｣

と言って笑っているから私も笑って誤魔化した

もしそれが不死川先生じゃ無ければ、私は、うっせえと言ってその場を立ち去るだろう。
不死川先生だからこそ笑って誤魔化せる。



安｢きゃっ！宇髄せんせーだ！｣


生理なんじゃねぇのかよてめえ。
天元がいるとぴょんぴょん跳ねてんのな。

と安沢にバレないように睨みつつ教室の入口に目をやると


宇｢あ、芦本ー、お前ちっと来い｣

と言われた


そういえばホットココアやってくれるって言ってたわ。忘れてた。



不｢喧嘩じゃないのな。｣


『…まあ私も女子なんで。察してくださいよ』


不｢…ほーん｣

と不死川先生と会話をしてバッグを手に取る



宇｢芦本早くしろー｣


『ﾁｯ今行きますよーだ、』

と少し巫山戯て舌打ちをして答え、天元の元に足を運ぶと


宇｢舌打ちしたろこんにゃろ｣

と頭を軽くグリグリされた


『痛いっすセクハラで訴えますよ』

とお腹をパンチする


宇｢いやどちらかと言えばパワハラじゃね？｣


『宇髄先生はセクハラがお似合いですよ』


宇｢んだそれ｣


『んで何か御用ですか？』


宇｢雑用しやがれ｣


『これこそパワハラ』


宇｢不死川、こういうのって普段の様子とかで成績入るよな？｣


不｢まあなァ｣


『…仕方ないなあ、やってあげますよ』


宇｢派手に上から目線だがまあいい。行くぞ。｣

と天元がいるときゃっきゃ言う雌達(. .)にマウントを取るように会話をして教室を後にする


こういうことに関しては計算して物事を進めるの派手に得意なんで。先生達に頼られてるちょいと緩めな優等生演じたんで。

と考えながら天元の横を歩いた

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どーもです！作者です！

今回もお話がいっぱいになりましたので続編に移ります！

続編第5弾でも宜しくお願いします。

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