予想もしないことから4【宇髄天元】

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『ある意味喧嘩してよかったかもね』


煉｢む！？喧嘩をしたのか！？｣


『聞いてくださいよ杏寿郎くん！天元とかいう筋肉ダルマがなんか知らないけど急に元ヤン出してきて学年室で胸倉掴んできたんです！！こわ！！むりむりほんとに！』


煉｢よもや！生徒の胸倉を掴むとは！！ましてや自分の彼女を！！！極めて遺憾！！｣


『極めて遺憾てどっかの議員かよ。』


宇｢だから悪かったって｣


『なんかちゃっかり自分の席座ってるし？私未だにスクリーンの横に立ってるのに？』


宇｢普通に来れば乗せんのになあ。可愛くねえやつ。｣

と言いながら私の元に来てひょいっと持ち上げられた


『はーい、こいつ今私の事可愛くないって言いましたけど、夜めっちゃ可愛い可愛い言ってきまーす。』


そしていつものように天元の膝の上に座った


伊｢貴様らの夜の話など聞きたくない｣


『きさっ、貴様ら！？なんで！？酷くない！？鏑丸くんの飼い主なのに！！なんか冷たぁい！！！』


宇｢あんまそれ関係ねえし耳元でうっせえしあんま騒ぐと口塞ぐぞ｣


『…』


宇｢ビデオの後のAの裏も撮っとけばよかったなぁ。｣


『…裏？何言ってんの？』


宇｢え、二重人格？｣


『いや違いますけど？』


不｢胡蝶が知ってんじゃねえの？割と長い付き合いだろォ。｣


『…なんのことかさっぱりなんですが。』


宇｢俺の彼女スイッチ入るとサイコパスみてぇになって派手に怖ぇよって話。｣


『んなわけあるか』


宇｢なんか話にならないでもういいです｣


『それどっかで聞いたことあんな？』


宇｢珈琲飲む？｣


『あいきゃんとどりんくこーひー。そーいっつふぁいん〜』


宇｢いや地味な発音だな｣


不｢俺は何言ってるかすらわかんねェ。｣


カ｢珈琲飲めないから結構です〜って感じよ〜｣


『カナエ先生可愛すぎな件』



卒業間近ともなればただ職員室で騒いでるのも今まで以上に楽しいわ。

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