予想もしないことから4【宇髄天元】

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宇｢俺だって知らない間に仲良くされたりすると、派手に嫉妬するんだからな？｣


『私結構傷ついたんですけど？』

と上を見て天元と目を合わせる



宇｢…ごめん｣


『私はぎゅーしてんのにぎゅーしてくんないし』

ふんっと目を逸らすと背中に手を回して



宇｢ん｣

と言ってぎゅっとしてくれた



『ちゅーは？』


宇｢言うならこっち向け｣


『強引な人っちに弱…ｺﾞﾎﾝ 冗談です。ほんとに。冗談。』

と天元を見ると優しく口を合わせてくれた



『ん、仲直り？』


宇｢派手に仲直り。｣

と言う天元は改めて私の胸元を整えている



宇｢…悪かった、ここ掴んだの｣


『急に元ヤン出してくるのやめてね？』


宇｢Aもヤンキー時代あんのかと思うくらい派手に口悪かったけどな？｣


『ヤンキーにはなりたくなかったけどお父さん怒ると口悪くて、巫山戯て小さい頃真似してたからかな笑』


宇｢なんだそれ結局は可愛いな｣


『…ねえさっきさ、誰かがいつもは仲良いよねって言ってるの聞こえた？』


宇｢おう、ちゃんと聞こえてた｣


『どういう意味で仲良いって捉えてるのかな？』


宇｢さぁな？でももうあと1ヶ月もすれば公表しても何も言われなくなるな。｣


『私もうすぐ19歳だ…』


宇｢いやそこの話はしてねえな。卒業の話だな。｣


『や、卒業式がすぐなら誕生日もすぐだな〜と思って』

と天元の胸で笑うと、天元は私の首元に顔を埋めて


宇｢まあ確かにな｣

と笑った


『ほら宇髄先生、自習監督しに戻らないといけないんじゃないですか？』


宇｢そうだな。お前にキスしたらな。｣

と甘いキスを落とされて教室に2人で戻った




席に着くと


し｢何してきたんですか？｣

と聞かれたから


『ん〜耳貸して、』

と言ってしのぶの耳元で


『えっち』

と言うと
教室の入口から外を見ながら水分補給していた天元が



宇｢ﾌﾞﾌｯｯ｣


と廊下に向かって吹き出した



し｢あの反応は予想外すぎる冗談の反応ですね。｣


『あらバレちゃったか笑』

としのぶとコソコソ笑っていると



宇｢おい芦本ーこれ拭いとけ笑｣

と宇髄先生が私を呼んだ



『は！？それこそ意味わかんない！！私天元専属清掃員じゃないんだけど！』


宇｢はい呼び捨ての罰な。｣


『な！！それは！！！』


宇｢うそうそ、続き解きたいって言ってたろ。自分でやるから勉強しろよ。｣


『もうどっちなんですか。解きますけどね！』

と問題を解き始めた

甘々→←＊

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