予想もしないことから4【宇髄天元】

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『ありゃ？誰か来たみたいだけど』


宇｢歩き方的に不死川じゃねえのか？｣


『なるほど。』

と話していると



不｢入るぞォ｣

と準備室のドアの前で声が聞こえた


＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗ


宇｢な？派手に当たりだろ？｣


『さすがっすせんぱい。』


宇｢先輩じゃなくてド派手な彼氏だろ｣


『なんか話にならないのでもう大丈夫です。』


不｢そういやァ、お前ら教師生徒の関係と彼氏彼女の関係の線引きどこでしてんだァ？｣


『んまぁ時と場合によって判断する感じですよね。学園に居ても2人だけとか私達のこと知ってる人の前では普通に彼氏彼女だし、家に居てもなんか教えてもらう時とかは一応教師生徒ですから。』


不｢なるほどなァ。その判断をAなら確実にできるよな。宇髄は出来てねえ時あるけどよォ。｣


宇｢仕方ねえだろAが派手に誘ってくんだ｣


『いやだから、私別に誘ってる訳じゃないのにあなたが誘ってると捉えてるんでしょう？』


宇｢俺が誘ってるって言ってんだから誘ってんだよ｣


不｢宇髄てめえはそういうの(. . . . .)が好きな奴だったのかィ？｣


『いや不死川先生やめてまじで』
『ところでなんでいらっしゃったんですか？』


不｢一応Aの見舞いのつもりだァ｣


一応優しいやん。
なんなん。
イケメンかよ。
イケメンなんだったわ。
何言ってんだ私。


『先生あと1年と少ししたらサシで飲み行こうね』


宇｢俺もついてく｣


『過保護かサシ言ってるじゃんか』


宇｢過保護じゃねえよ。ちなみにバッグにGPS入ってるからな｣


『不死川先生聞いたよね今の。』


不｢おう。否定した後に更に過保護の証拠提出してきたなァ｣


『変わりもんとは宇髄天元のことである』



怒らせると怖いし。

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