予想もしないことから4【宇髄天元】 (ページ24)

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『う、まじで恥ずかしいからあんま詳しく言うな…』

宇｢あー派手に可愛い…愛してるよA、｣

『…職員会議の時間じゃないの、』

宇｢わ。ほんとだ。ほら、寝とけ。まともに寝れてねえだろ？｣

『ん、』

と私が大人しくソファに横になるとブランケットをかけてくれた

宇｢行ってくる、おやすみ｣

と天元が電気を消した

『おやすみ～、』

あの、突然の愛してるよは心臓爆発します

だってすごい音してたもん私の心臓

なんなんあの人…

と考えながら目を閉じ、眠気を迎え入れた

＿＿＿＿ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

ん、？ちゃいむ…？

あ、そっか、寝てたんだ。

いま何時だ？

とスマホを確認する

『あ、今の2時間目か…』

周りを少し見たけど、天元はいない。

スマホをお腹の上に置いて天井を見つめながら耳を澄ます。

宇｢＿＿＿＿んで片づけは5分からだからなー。んじゃ作業開始ー｣

あ、授業やってんのね…

とまた目を瞑った。

＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗ

宇｢ふう、あれ…声したと思ったんだけどな、まだ寝てんのか。｣

『起きてるよ。』

宇｢おお、おはよ。｣

『おはよ』
『今どこのクラス見てるの？』

宇｢1年のかぼす｣

『不死川先生の弟いるじゃん』
『てかみんなあんまり喋ってないね』

宇｢ほとんど大人しくて地味なのだからな～｣
｢ここでAとイチャついてもバレねえよ｣

『あんまり長くこっちいるとアドバイス受けたい人が時間無駄になっちゃうけどね？』

宇｢Aは変なとこで派手に真面目だよな～｣

『ちゃんと授業してきて下さい。』

宇｢1回だけちゅーさせろ！頼む！｣

『…ちゃんと授業するなら』

と言ってゆっくり起き上がり、胡座をかいて横を向くと天元がぼふっと正面に座った。

宇｢ほんとはAも派手にちゅーしたいくせに素直にちゅーしたいって言えないとこも可愛いよな｣

と言うから反論しようとしたけど口を覆われた。

しばらくすると口を離した。

宇｢べーして｣

『へ、』

従うといつも甘噛みされる

『ふ…ぁう、』

宇｢これ派手に好きだもんなあ、｣

と離れた

宇｢此処きゅんきゅんしてんじゃねえの？｣

下腹部を指でトントンされる

『してない、』

宇｢次空きだから嘘ついてねえか見てやるよ｣

『やだよ腰痛いもん…』

宇｢あーそっか、まあ寝転がってﾕｰﾁｭｰﾌﾞでも見とけよ。｣

『うん。』

と返事をすると私に微笑んで準備室を出ていった。