予想もしないことから4【宇髄天元】

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掴んだコツで起きようとするけどそれすら効かないほど痛い。



『ったい、ｸﾞｽｯ』

『天元のばかぁ…もうやだぁ、』


宇｢泣いてんじゃねえよ。立て。｣


『…は、？っそんな怖い天元やだぁ…意味わかんない…』
『天元もっと優しい、！ｸﾞｽｯ』
『う、今の天元嫌い！やだ！あっち行け！！』


宇｢え待った待った待った！悪かったって！！嫌いはやめてくれ！ほんとに！！｣
｢意地悪しすぎた！ごめん！！｣


『っもうやだあ、、ぎゅ、して！』

と目を擦りながら言うと、今までで1番優しく抱きしめて頭を撫でてくれていた。



宇｢ほんとごめん。派手に俺が悪かったな？でも学園は行こう？今日ずっと美術準備室で寝てていいから。な？｣


『空きの時は近く居てくれる？』


宇｢うん、離れない。まだ生徒が来てないうちに行こうか。｣


『わかった』


宇｢先に湿布する？｣


『私の部屋に痛み止めがある、』


宇｢どこら辺？｣


『入って左の棚の白い箱』


宇｢取ってくるから1人で待てる？｣


『待つ、』


宇｢ん。いい子だな。｣

と頭をまた撫でて寝室を出ていった。


鼻をすすりながら息を整えて、涙を拭いて待っているとすぐに戻ってきた。



宇｢この箱？｣


『うん』


その中の青のキャップのスティック状のを指した。



『それですぅ、』


宇｢うつ伏せ出来るか？｣


『頑張る…』


今頑張れたら後は少し楽になるはずと思って頑張ってみることにしました。


『……っ、』
『うげえ、痛かったよお…』


宇｢頑張ったな。よしよし。｣

と頭を撫でてからちゃんと優しく塗ってくれた。

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