予想もしないことから3【宇髄天元】

進路 ページ41

Aside

＿＿＿＿ｶﾞﾁｬ


『芦本さんじょー。』


不｢参上って言ってる割にはテンションが低いんじゃねえのかィ？｣


『動きたくなかったけど来たんですよ。私が10分でシャワー浴びられる人でよかったですね。』


頭も痛いけど。私頭痛持ちなんですよ。


不｢…進路指導室先行っとけェ｣
｢冨岡職員室頼んだァ｣


冨｢(不死川に頼られている、やはり)俺は嫌われていない…｣
｢まかせろ。｣

と言ってムフフしてる。


＿＿＿＿ｶﾞﾗｶﾞﾗ

不｢シャワーの理由はAには聞かねえが宇髄には1つ聞かせろォ。…寝てねえのかィ？｣


宇｢起きてからだ｣


不｢いつやろうがお前らの自由だがAは脆いんだから気をつけろよォ。｣
｢で？どうすんだァ｣


『天元のお嫁さんになります』


不｢…巫z｣


『流石に嘘です。進路決まったって言ってそんな巫山戯たこと言うド阿呆じゃないですから。』


不｢んでAが座ってんのは椅子か？｣


『椅子に座った天元の上に座ってます。』


不｢真面目な話すんだから流石に降りろ｣


『ほら怒られたじゃん』


宇｢さーせん｣


そして天元から降りると不死川先生は1枚の紙を出してきた。


不｢書けェ｣


進路希望の紙だ。


第1希望に青山学院大学 総合文化政策学部 総合文化政策学科と記入した。


第2希望は青山学院大学 法学部 法学科と記入した。


第3希望は迷ったけど青山学院大学 教育人間科学部 教育学科と記入した。


『はい、書けたよ』


不｢は、？滑り止めとか考えてねえのかィ？｣


『んー。そこまで大学行こうと思ってるわけじゃないし、落ちたら落ちたでそのまま就職しようかなって。』


宇｢不死川、推薦余ってなかったか？｣


不｢あー、そういや1枠余ってんだわ青学の推薦。｣


『あざっす』


不｢Aの希望する学部じゃないがどうするんだァ｣


『何処ですかね』


不｢文学部比較芸術学科｣


行くとしたら青学のつもりだったしそれがどんな学部かは大体わかってた。


『んー、天元には悪いけどそれだったら教育人間科学部の方がいいんですよね』


不｢だとするとねえなァ。｣


『今のままだったら受かりますかね？』


不｢確実ではねえがこのままだったら受かるんじゃねえの？言っとくが面倒だぞ？｣


『ちょっと待ってもらってもいいですか？親にも相談してみます。』

とお母さんに電話をする。

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