予想もしないことから3【宇髄天元】

職員室再び ページ20

『ねえしのぶ、ホームルームまでまだ時間あるし、職員室寄らない？』

し｢うん。｣

と言うしのぶは私の意図を汲み取ってくれたんだろう。

＿＿＿＿ｺﾝｺﾝ

し｢失礼します。冨岡先生に用があってきました。｣

冨｢ああ、胡蝶か。｣


いやしのぶ入るのはっや。今隣いたよね？

まあいいか…


『失礼しまーす！宇髄天元に用があって来ましたー！』

宇｢フルネームの呼び捨てなのでやり直しお願いしまーす｣

『は？めんど。』

と言いつつやり直しますけど。

しょうがないなあ。


『失礼します宇髄に用があって来た』

宇｢フルネームじゃないからいいとかじゃないんだよな。なんか半ギレだし。やり直しお願いしまーす。｣

『え、ねえそんなにやり直しさせるとさすがにAちゃん疲れちゃうよ？明日明後日ってしないよ？もはや1週間出来ないかも。』

宇｢ごめん。まじで。それだけは勘弁。悪かったって。｣

『宜しい。』


と言って天元の元へ行くと、膝の上にひょいっと乗せられた。

『…で本題なんだけど、今日みんなで駅前の焼肉屋に打ち上げ行ってくるね？』

宇｢ん？駅前の焼肉屋？｣

と言って私のほっぺたを両手で潰してくる。

『しょうじゃけじょ？』
(訳:そうだけど？)

と言うとタコみたいな顔をしてる私にキスをしてきた。

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