予想もしないことから3【宇髄天元】 (ページ17)

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＊ページ17

『競技の部の発表を行います。』
『競技の部、優勝は…』

と言って響凱先生の太鼓に合わせる

＿＿＿＿ﾄﾞﾄﾞﾝ！

『白組です！』

白組を見るとみんなとても喜んでいる。

『続いて、準優勝は…』

＿＿＿＿ﾄﾞﾄﾞﾝ！

『赤組です！』

『3位、4位は…』

＿＿＿＿ﾄﾞﾄﾞﾝ！

『黄色組、緑組です！』

私もみんなと混ざって喜びたいなあ…

｢続きまして応援の部、優勝は…｣

＿＿＿＿ﾄﾞﾄﾞﾝ！

｢赤組です！｣

｢準優勝は…｣

＿＿＿＿ﾄﾞﾄﾞﾝ！

｢白組です！｣

｢3位、4位は…｣

＿＿＿＿ﾄﾞﾄﾞﾝ！

｢緑組、黄色組です！｣

｢続いて、取り組みの部の優勝は…｣

取り組みねえ、割とうるさいのいっぱいだしどうなんだろ…

＿＿＿＿ﾄﾞﾄﾞﾝ！

｢黄色組です！｣

あー、まあ優勝では無いですよねえ…
今のとこ赤組と同率なんだよなあ、

｢準優勝は…｣

＿＿＿＿ﾄﾞﾄﾞﾝ！

｢白組です！｣

は、まじすか！？どちゃくそ嬉しいまじでみんなに混ざりたいよお！！！

｢3位、4位は…｣

＿＿＿＿ﾄﾞﾄﾞﾝ！

｢緑組、赤組です！｣

｢それでは最後に、総合順位の発表をします。｣

｢白組、10ポイント｣
｢赤組、8ポイント｣
｢緑組、5ポイント｣
｢黄色組、7ポイント｣

各組のポイントを言い終わる前に、というか白組のポイントを言ったときから白組は感動に包まれていた。

｢総合優勝、白組です！｣

そう言われると共に梅ちゃんが大泣きをし始めた。他にも喜んで叫んでる人もいる。
白組を見ていると梅ちゃんと目が合って、梅ちゃんが泣きながらも笑顔でピースしてきた。
私は小さくガッツポーズをして応えた。

｢総合準優勝は、赤組です！｣

生徒会役員が並んでいる後ろを見ると赤組である錆兎が嬉しそうに、けど悔しさが勝っているようななんとも言えない表情でこちらを見てきた。

｢総合3位、黄色組、総合4位、緑組です！｣

私たちが朝礼台から降りると、校長先生と実行委員長の錆兎が朝礼台に登り、優勝旗や準優勝杯などを授与している。

その間に斜め後ろを見ると天元と目が合った。私が笑顔を見せると天元もニコッと爆裂ド派手なイケメンスマイルを見せてきた。