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どうしようか、考えているとおでこに柔らかな感触。
ちゅっと音を立てて、固まった私。
してやったり顔で見る岸さんは、いたずらっ子みたいだった。
大人と思っていたあなたとは別人みたい。
それでもやっぱり、いつもと違う顔を見せる
あなたに胸を高鳴らせてしまっている。
『岸さんって子供みたいです。』
「俺って子供だよ。まぁさ、普段はこんな姿Aちゃんくらいにしか見せないんだけど。」
ほんと、ずるい人。
「...ねぇ、気づいてる？」
『ん？』
首元にひんやりとした感触。
手を当てると、私のものでは無いネックレスがしてあった。
『えっ、これって...』
「クリスマスプレゼントだよ。」
『...あ、私もあるんです...！』
思い出したかのように、小さな箱を岸さんに渡す。
「開けてもいい？」
こくんと頷くと、岸さんが開ける。
「これ...ネクタイピン？」
『使ってくれたら嬉しいなって...』
「使う！毎日使う！ありがとう！」
『私も...ありがとうございます...』
「絶対外さないでね、俺のって証だから。」
元々外すつもりなんてなかったけど、
そんなこと言われたら、外せるわけない。
『じ、実は、昨日、永瀬くんが来てくれたのって、私がプレゼントを職場に置きっぱなしにしてたからなんです...』
「え、そうだったんだ。」
『だから、永瀬くんのこと、悪いように思わないであげてほしいです。私、彼が来てくれなかったら、これ、岸さんに渡せてないので...』
「そっか、わかった、ごめんね。」
眉を下げながら、岸さんが私を撫でる。
それが少しだけ心地よかった。
幸せが加速してく。
加速すればするほどに、あなたへの想いも強くなる。
強くなればなるほどに、あなただけしか見えなくなる。
だから、私はあの時、
岸さんへの想いが急にぐらつきだしたんだ。
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あんじゅ(プロフ) - 探偵 コーヒー珈琲さん» いえいえ！ありがとうございます！ご感想嬉しいです！岸さんと京香さんのご関係とかも後々明らかになっていくので、お楽しみください☺️ (2022年5月25日 23時) (
レス) id: fdc26afc25 (このIDを非表示/違反報告)
探偵 コーヒー珈琲(プロフ) - うーん。度々コメントすみません。主人公、永瀬さんお好きになるんでは…？岸さん、彼女がいるのに他の人をお家にあげちゃうし…何かなぁ← 岸さんもいいけど永瀬さんと主人公が合う気がします…岸さんと京香さんはは、離れて頂きたいなぁ…← (2022年5月25日 23時) (レス) @page33 id: 05c23bd6ed (このIDを非表示/違反報告)
あんじゅ(プロフ) - 探偵 コーヒー珈琲さん» コメントありがとうございます！甘々展開もほしくて、ついつい手を出してしまったんですが、そう言っていただけて、嬉しいです！この後波乱展開もあるので、引き続きよろしくお願いします😊 (2022年5月22日 11時) (レス) id: fdc26afc25 (このIDを非表示/違反報告)
探偵 コーヒー珈琲(プロフ) - どんどんドキドキする展開(?)になってきているし、岸さんかわいいし大好きです！楽しみです…更新頑張ってください！岸さん、寝てなかったんですね(笑) (2022年5月21日 22時) (レス) @page28 id: 05c23bd6ed (このIDを非表示/違反報告)
あんじゅ(プロフ) - リイカさん» ご感想ありがとうございます！そう言っていただけて、本当に嬉しいです...！この先もまだ続きますので、楽しみにしていただければと思います😊 (2022年5月19日 20時) (レス) id: fdc26afc25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅ | 作成日時：2022年5月8日 21時
