4 ページ4
.
「ね、帰ろ〜。」
紫耀が帰りに私を誘ってきた。
『うん、帰ろ。』
いつものように帰り道が一緒な紫耀と帰る。
他愛もない話をしながら、
ふたりで帰るのが心地よくて。
「そういや、部活決めた？」
『ん〜私は帰宅部にしよっかなって...』
ずっとこれ。
紫耀以外と関わることが怖くて、
今まで部活に入ってこなかった。
「でも部活入った方がいいって聞くよ？内申点とか...」
『ん〜じゃあ、見学だけでもしようかな。』
内申点に響くなら、部活した方がいいよね...。
仕方ないか...と諦めつつ、
明日は部活の見学をすることにした。
「やりたいな〜って思ってる部活ある？」
『体動かす系は、私、運動神経悪いし、やりたくないんだよね。』
「じゃあ、美術部とかは？」
『えっ、美術部？』
「Aって、前に絵で賞とってなかった？」
『よく覚えてるね...小学生の頃だよ？』
確かに、小学生の頃に賞をとったことはある。
「あっ、あと、面白い先輩いるって聞いた！」
『面白い先輩...？』
「なんだっけな...名前...｢き｣...｢き｣がついた！」
『ヒント少な...』
「思い出せないのは、もうしょうがない！」
この日は諦めて、明日の放課後、探そう。
紫耀のヒントは当てにならない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 142人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんじゅ(プロフ) - ぴよさん» ぴよ様 毎回コメントありがとうございます😭嬉しいお言葉に救われております🙇💦無事に走り抜けられて良かったです...！ありがとうございました🙇💦 (2022年5月4日 22時) (
レス) id: fdc26afc25 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 読みやすいし、とっても楽しくキュンキュンして読ませて頂きました(^^)完結お疲れ様です( ᵕᴗᵕ ) (2022年5月4日 21時) (レス) @page33 id: df4407384b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんじゅ | 作成日時：2022年4月14日 22時
