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「岸先輩に告白されたんじゃなかったの？」
『うーん...』
「返事してないの？」
『そういえば...』
「まじ？」
こんなことは初めてだった。
「好きになっちゃったの？」
『そういうわけじゃないよ。』
「そか。」
また頭をポンポンと撫でられる。
『ねぇ、この癖どうにかなんないの？』
「ん？」
『この頭撫でるやつ。』
「なんで？」
『いや、なんか子供扱いされてるみたいで...』
「...これ、子供扱いだと思ってんの？」
『え？違うの？じゃあ、どういう意味で...？』
「...秘密。」
ちょっと耳が赤い紫耀はいつもの紫耀と違う。
「あのさ、岸先輩のこと恋愛感情ないんだったら、ちゃんと断るべきだと思うよ、俺は。」
を変えるように紫耀は話し始めた。
「Aのためにもならないと思うし、なんなら岸先輩がかわいそう。」
『そうだよねぇ...』
「それともやっぱり好きになっちゃった？」
『それはない！！！』
自分でも思ったよりも大きな声が出てびっくりした。
「あっ、やべ！次の時間、小テストあるよね？！」
私が出した声よりも大きい声を出して、突然焦り出す紫耀。
『そ、そうだけど...？』
「なんでAは焦んないの？！」
『私は別に...小テストなら昨日やった所の復習って感じのテストでしょ？授業聞いてれば分かるけど？』
「俺寝てたから！！！」
堂々と言うことじゃないんですけどね、紫耀さん。
その後、思った通り撃沈したであろう紫耀は
机に突っ伏していたのは言うまでもない。
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あんじゅ(プロフ) - ぴよさん» ぴよ様 毎回コメントありがとうございます😭嬉しいお言葉に救われております🙇💦無事に走り抜けられて良かったです...！ありがとうございました🙇💦 (2022年5月4日 22時) (
レス) id: fdc26afc25 (このIDを非表示/違反報告)
ぴよ(プロフ) - 読みやすいし、とっても楽しくキュンキュンして読ませて頂きました(^^)完結お疲れ様です( ᵕᴗᵕ ) (2022年5月4日 21時) (レス) @page33 id: df4407384b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんじゅ | 作成日時：2022年4月14日 22時
