ガチの不仲と言われる2人 (ページ5)

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事務所に入所してもう長い

ジャニーさんにソロの方がいいと言われた事もあったけどSixTONESと言うグループも組めて、ずっとしたかったデビューも出来た

グループの仕事も個人の仕事も増えさこっから、と思っているけれど俺の中でなんとかしなければいけない問題が一つある

それはメンバーであるAとの関係の整理

関係の整理っていったら変に捉えられてしまうかもしれないが変な関係ではない

入所したのもほば一緒でグループを組む前からずっと一緒にいて遊んだりもしていた

でもいつからか関係がぐちゃぐちゃになってしまった

喧嘩をしたわけでもないしなにかされた訳でもない

なんなら俺がいけなかったと思う

この関係の原因を作ったのは間違いなく俺である

入所にしてすぐに京本という名字で察しがつくように父親が京本政樹であることは事務所内であっという間に知れ渡っていた

父親が有名であるからと物を隠されたり色々言われたりもした

俺は俺でしかないのに、父親が有名であるかなんて関係ないのに京本大我として見てもらえなかった

付きまとう二世という肩書き

二世という肩書きでしか見てもらえず苦しい思いをした時に近くにいてくれたのは仲の良かったAだった

Aは俺が京本政樹の息子と言う事は知らずその事を打ち受け開けた時には京本政樹さんってどなた…？なんて言われた

Aらしい反応だなと思ったし、俺を俺で見てくれる数少ない友人であった

AもAで1人でこの世界で戦っていて色々嫌がらせを受けたり言われたりしていた

悩む内容は違ったけれどお互い悩みや不安等を打ち明けられる対等な関係であった

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