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辰哉side
最初は後輩との接点が欲しくて話しかけただけだった
俺はバスケ部だし、彼はダンス部で、放課後だってお互い部活で会える時がないから当時の俺からしたら後輩とも仲良いって言うのに丁度いいと思ってた
照｢じゃあ、これから毎日一緒にご飯食べましょ｣
そんな事言われた時はマジかとは思ったけど、もう会わないって言うのもなんか嫌でそうする事にした
話してるうちに、意外と甘党だったり、すぐ拗ねたりちょっと弟っぽいって事が分かったり出来て一緒に食べる事が段々楽しくなった
｢じゃあ、次のチーム！｣
部活中、ちょっと休憩できる時があって、同じ体育館を使ってたダンス部に目がいった
そこでは照が前にでて同じ学年を仕切ってまとめてて、いつも見る弟みたいな照じゃなくて、逆にお兄ちゃんみたいですごくギャップを感じた
それから照と話す時に部活中の照を思い出してドキドキするようになった
翔太｢お前、もうそれは好きじゃん！｣
辰哉｢はぁ！？お前、そんな事ないって！｣
涼太｢ちょっと2人とも声大きいって...｣
翔太｢俺はそんなに大きくなかったけど。まぁ、とにかく告白した方がいいって｣
辰哉｢絶対無理！って言うか翔太には言われたくねぇよ！｣
翔太｢なんでだよ！｣
辰哉｢だって結局舘さんから告白したじゃん｣
翔太｢それはそうだけど...あの時お前だって告白しろってしつこかったじゃん！｣
辰哉｢いや、それはそれだよ！｣
涼太｢だから2人とも声大きいって。取り敢えず、ふっかは自分の方が年上なんだし、自分から告白すること。それでいいね？｣
｢｢はい...｣｣
中学が同じでまだよく遊ぶ仲の2人にそう言われて告白する事を決めた
でも、そんなの中々言えるわけないじゃん？
ふられて気まづい関係になるのも嫌だしさ？
照｢ふっか...｣
そんな俺を見兼ねてか最近の照もどこかテンションが低い気がする
照｢俺と付き合ってください｣
辰哉｢え...？｣
高校三年生の春、俺達は付き合うことになった
本当は俺が言うセリフだったのになぁ
それから高校を卒業して、舘さんとなべに招待された学園祭に行ったり、2人でデートなんて数えきれないほど行った
気づけば俺は彼女側になってたり、就職してからも休みの日に必ず会ったりして、別れることは考えられなかった
照｢僕と結婚してください｣
就職して5年、照が言ってくれた言葉は今でも忘れない
照と出会ってから俺はずっと幸せです
パパとママが結ばれた日〜宮舘家〜→←パパとママの結ばれた日〜岩本家〜
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タピオカハリネズミ(プロフ) - リントさん» 本当ですか！？この構成めっちゃ悩んだんですけど、いいですよね！ (2022年2月12日 0時) (
レス) id: d75deb56f9 (このIDを非表示/違反報告)
リント - ちょっ、解釈一致すぎてヤバいですシチュが一致することはあるけど家族構成までまるまる一緒なのは供給過多でヤバい… (2022年2月11日 15時) (レス) @page8 id: 24beb2c446 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タピオカハリネズミ
| 作成日時：2022年2月8日 14時
